ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

花咲くいろはの聖地湯涌温泉を歩いてきた話

こんにちは

ヒレカツです。花いろの聖地、湯涌温泉に行ってきました。まずは新幹線で金沢駅へ。金沢駅到着後は路線バスで温泉地へ向かう。この日は湯涌温泉付近でクラフトビールフェスをやっていたそうだが、観光客らしき乗客は自分しかいなかった。…これでいいのか?

湯涌温泉

温泉街

金沢駅から一時間足らずで到着。温泉街の入り口からいきなりOPの光景が広がり思わず腕組み。散策前の腹ごしらえは温泉街の数少ない飲食店で。客は自分しかいなかったが、オタクすぎてポスターが貼られている席を通された。炒飯もどこか家庭的な優しい味で、700円と観光地価格にしては安い。ごちそうさん至る所にパネルが置かれている。町に溶け込んでいるのがいいね。結奈の実家ふくやのモデルとなっている旅館、百楽荘。デカすぎる。うむ。うむ。うむ。うむ。

観光協会

温泉街入口からだいぶ戻ったところにある観光協会すげ、いろは関連の展示でいっぱい。素晴らしい。金沢市を縦横無尽に流れる浅野川。雅な景色だなぁ。

玉泉湖

再び温泉街に戻り、奥に進むと玉泉湖にたどり着いた。EDで登場する橋。形だけ若干違うけど、湖の水はどこいった?

白雲楼ホテル跡地

お次は喜翆荘のモデルとなった白雲楼ホテル跡地へ。かつては東洋一のホテルとまで称されていたが、経営不振により1998年に営業停止、2006年に解体されている。ウォーキング開始。

すんなりたどり着くと思いきや思い切りトレッキングすることに。開けた道に出てきた。あずまやで休んでいたおばさん二人に「あの人歩いてきたの!?」と驚かれる。(この時跡地を素通りしていることに気づいていません)(跡地を素通りしていることに気づいていません)見下ろせば、遥か高いところまで来てしまった…(nano.RIPE)。どうやら知らないうちに上の園地に着いていた。絶対におかしい、跡地らしき場所は通過した覚えがないのだが。とりあえず小休止。ウニ。もうすっかり秋だ。結局、白雲楼ホテル跡地はさっきおばさんが談笑していた広場だったというオチ。まだおばさんたちに陣取られているので、ここらで腕組みをしながら時の移ろいを感じる。

喜翆荘よ、あっぱれ。退散。確か映画で登場したシーンかな、温泉街を軽く一望できる。

湯涌温泉総湯 白鷺の湯

お待ちかねの日帰り温泉に入る。石鹸等は別料金で購入するタイプ。こじんまりとしているが、地元の老人で賑わっていた。これが営みか。”こういうやつ”で良いんです。広場には既にぼんぼりが飾られていた。2週間後に迫ったぼんぼり祭りは大盛況だろうなぁ。足湯に浸かりつつ売店で購入した地サイダー、柚子乙女を飲む。ほんのり香る柚子の風味が好き(小学生)。湯涌稲荷神社は作中やnano.RIPEのMVにもたびたび登場している。半日だけの滞在だったが十二分に満喫することができた。聖地抜きにしても風情があって最高でした、次は絶対宿泊します。

金沢市街地

バスで金沢駅に戻ってくると丁度祭りが開催されていた。夜にもなると、近江町市場は閑散としていた。おそらく日中は繁盛しているだろう商店街だが、役目を終えるとこうも静かになるのか。片っ端から歩いてみたが、開いてそうな店はどこも受付終了か大行列ができている。端的に言うと、夕食難民です。タイとは?わりと冗談抜きで串カツ田中しか店が開いておらず、渋々金沢駅まで歩いてきた。まさか大都会金沢で夕食に困るとは思いもしなかったが、以前から気になっていたポムの樹に決めた。オムライスにカツが乗っかっているやつを注文し、Mサイズだが普通にボリュームがありフードファイターと化した。

 

一日目の旅程はこれで終了。翌日からは因縁深き能登半島和倉温泉へ向かいます。