ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-の聖地燕三条を歩き月岡温泉であったまってきた話

こんにちは

ヒレカツです。年初の1月、新潟県に行ってきました。行きの新幹線からいきなりおっぱじめる。新潟に向かうのになぜか信州の山賊焼きを食す。新潟県に突入した瞬間即座に雪景色に変わった。さすがは北陸だ。

一日目

燕三条

燕三条

今回の目的地燕三条に到着。駅構内には金物の展示物があった。どぅーいっと・ゆあせるふってアニメがあるのかぁ。非オタぶるのはさておき、今回は三条市が聖地のDo It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-の聖地を巡るのが目的である。この作品は『DIYを通して仲間たちとの絆を深めていく』という内容で、モノづくりが盛んな燕三条を聖地としたのは巧いと思う。あいにくの悪天候だが、早速ウォーキングを開始。同行者「信濃川は良い。旅情と営みがあるから。」ロードサイド店舗が多く、地方都市にありがちな光景。

北三条駅

燕三条駅から一駅隣の北三条駅まで歩いてきた。この一駅分の電車賃を浮かせたのはデカい。(?)一応作中にも登場しているけど、出口逆じゃね…?

ステージえんがわ

ステージえんがわ。中はカフェになっており、催し物が開かれることもあるそう。金物を展示している施設も隣接していた。ちなみにこれは河川の説明。(いる?)

一木ノ商店街

ゆっくりしたところでウォーキング再開。駅から少し離れただけで、だいぶレトロな雰囲気になってきた。ついにメインの商店街までたどり着いた。とりあえず情報収集開始。

ファンベース

DIYファンベース、ここは最高すぎた。DIYのグッズやサイン、展示物があった。当時(1月)は丁度能登地震が発生した直後。新潟県内も液状化で多数被害が出たと聞いている。部長のアクリルスタンドとステッカーを購入しお釣りを全額募金したら、非売品のグッズを頂いてしまった。見返りなんていらないのに、とても温かい気持ちになった。

カネギフルーツ

続いてはカネギフルーツ店。ジョイフルサンドを購入した。苺とマンゴーを包み込むクリームと生地が美味すぎて秒で完食。(写真を撮り忘れていて号泣)三条市のイエスキリスト。それにしても商店街の至る所にDIYのパネルがある。街に溶け込んでいるのが良いね。

グランピングレストランTREE

続いて古民家を改装した洒落たカフェではんなり。このプリンは地元の養鶏場との共同開発で作られているそうで、シンプルな卵プリンと思いきや濃厚で甘い。そして同行者のオタク、なぜか時計屋でミニ色紙を貰っていて笑った。さざれ石、落ちてました。とりあえず夕飯の時間まで五十嵐川沿いをぶらつく。天気のせいか、他にウォーキングしている人は誰もおらず。居酒屋が並ぶ路地を散策。営業しているのかも不明。古めかしい路地を歩いてる時が一番楽しいんだよな。雅なので。ここも雰囲気よさそうだが廃墟と化している。どこを歩いても味があるなぁ。

酒楽座

ドカ食いドカ飲み終了。おでんと牛すじ煮込みで完全にあったまった。

モンツア

二軒目、よさげなバーで豪遊。バーに入るのは実はこれが初めてで若干構えていたが、普通に雰囲気も良かった。物好きなのでまたまた徒歩で燕三条駅の宿まで戻り、秒で就寝。

二日目

燕三条

朝食はまさかのバイキングだった。朝からフードファイトしたくないのに…。(米を三杯おかわり)

八幡公園

幼少期のせるふとぷりんが遊んでいた公園。赤いやつの遊び方が気になるもの。三条八幡宮が隣接しており、参拝客もちらほら見かけた。

大崎山公園

市街地から外れた山道を上り到着。標高が上がったせいか雪が降り始めてきた。ここに結愛せるふと須理出未来がいたんだよな。雪景色の三条市街地、乙なものです。五十嵐川もはっきり見えている。

道の駅燕三条

なぜか一緒に並んでいるジャイアント馬場のパネルがシュールすぎてしばらく爆笑していた。ここで土産にステンレス製のマグカップを購入。三条ラーメン屋で昼飯。丼は豪華にもステンレス製である。濃厚なしょうゆ味と背脂で白米が欲しくなるな。次の目的地月岡温泉に向かう途中、田上駅とかいう謎の駅に立ち寄ってみた。三条市から北上するにつれ雪は強まっていった。この辺りは完全に傘が必要なレベル。

月岡温泉

雪道を駆け抜け到着した本日の宿、月岡温泉の村上館湯伝。THE温泉宿の雰囲気でいい感じ。チェックイン即競馬を見てることについてはツッコまないでください。早速温泉街を散策してみる。適当に歩いていたのになぜか川の通りに出てきた。やはり『全ての道は川に通ずる』のかもしれねぇ。昔のなんかすごい人も言うてましたわ。荒ぶる水車。日本酒を100円で試飲できる店もあった。越乃梅里という新潟の地酒を飲んでみたが、フルーツっぽい後味があり飲みやすい。これは後日土産で購入しました。灯りがつき始める時間帯の温泉街が一番輝いてるんだよな。温泉街の駐車場の一角で謎のライトアップがされていた。粋な計らいをするもんだ。待ちに待った夕食。炊き込みご飯に鮭が入っていたのが嬉しい。どのメニューも食べ応えがありこれは大満足だった。時間指定はあるが、内湯、露天の貸切風呂もあった。温泉街の一角で購入したマスカット味のクラフトビール。風呂上がりでさっぱりするやつ。

三日目

朝食、シンプルながら白米が進むものばかり。イカ刺しがあるのもポイント高い。月岡温泉、静かにゆったりできる温泉で良かったね。

瓢湖水きん公園

帰り道の途中、瓢湖という公園がある湖に立ち寄ってみたものの…餌がくるとカルガモが大量に押し寄せてきてただのホラー映像に見えてきた。しかしこの餌をあげている人、日本で初めて白鳥の人工給餌に成功したらしい。すげえな。

弥彦神社

続いてはかの有名な弥彦神社へ。ここに来るのは4年ぶり。さすがに荘厳すぎる。せっかくなので今年初のおみくじを引いてみる。もう今年はおとなしくしとけってことですかね…泣ちと高かったが、結局寒い時はこういうそばが良い。団子にきんぴらが詰められている珍しい郷土料理、食べ応えアリ。これを食いながらするギャンブルは格別だろうな。(弥彦神社のすぐ横に競輪場があることをこの時初めて知りました)

さくらの湯

弥彦温泉から少し離れた道路沿いにある日帰り温泉。サウナと外気浴で整い完了。広さと設備のわりに料金は1000円ちょいで、改めて都内のスパ銭の高さを痛感。最後に、北三条五十嵐川に戻ってきた。信濃川から始まり五十嵐川で終わる旅も悪くない。ばいばい燕三条

総括

数年ぶりの新潟旅行だったが、計画していた時はどこに行くか一生迷っていた。結果的に燕三条を選んだのは大正解だったと言える。正直なところ金物やものづくりに興味があるかと聞かれたら本音は「No」だが、それでもこの作品のおかげで訪問する機会のない街を満喫できたことは良かった。ちなみに、土産で買ったステンレスのマグカップはすっかり愛用している。冷えた飲み物を入れると体感ずっと冷たく感じるので普通におススメです。

二日目の月岡温泉も、少し食べ歩きできるくらいの栄え具合でまさに自分向きの温泉郷だった。次回以降もこのくらいの規模感の温泉を攻めてみたい。

最後に、例の掛け声でこの記事を締めたいと思います。

Do It……

ゆ あ せ る ふ ! !