ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

伊豆諸島三宅島をレンタサイクルで巡るはずが結局ウォーキングしてきた話

こんにちは

ヒレカツです。12月に伊豆諸島三宅島に行ってきました。三宅島は一周30キロ程度の距離で、一周できる道はつながっている。長崎県小値賀島の時のようにレンタサイクルで島を一周するのが今回の旅の目的だ。

竹芝桟橋

ゆりかもめ竹芝駅へ。駅は竹芝桟橋とほぼ直結している。人生初、さるびあ丸へ乗船する。予約した日は東海汽船のキャンペーン割引日。雑魚寝の2等客室限定だが、三宅島、御蔵島八丈島までは何と11000円という破格の価格で往復できる。若干窮屈だったが、自分の部屋は貸し切りだったので良しとするか。落ち着いたところで船内散策開始。SPY×FAMILYとコラボしていた。レインボーブリッジ、下から見るか?横から見るか?(人気アニメ映画)

伊ケ谷港

揺れであまり寝付けなかった。早朝5時、三宅島伊ケ谷港に到着。天候は…雨。雨!?本日の宿、ホテル海楽まで港から送迎していただきしばしの仮眠をとった。起床すると到着した時よりも雨脚は強まっている。さあどうするか。

もはや災害だろ……。ただ10時以降は曇りの予報だった。まだワンチャンあります。予報通り本当に雨が止んだので、とりあえず情報収集のため観光協会に来た。一応スタッフにレンタサイクルを借りられるか聞くと、「やめたほうがいいです」ときっぱり言われた。また歩く羽目になるのか…。10時34分、時計回りに進む路線バスに乗ろうとしたがなぜかバスが来ない。いきなりこれか、勘弁してくれ。

伊豆岬

初っ端から旅程を崩壊させるわけにもいかないので、渋々伊豆岬までタクシーを使った。晴れていれば神津島まで見えるそうだが、油断していると飛ばされるレベルの風と雲で何も見えない。地層、本当にこういう模様になるんだ(適当)。ウォーキング開始。ずっと同じような道が続く。物凄い曇天だが、雨は降っていない。雲、消えてきた!三宅村職員の寮があった。そう言えば一応ここも東京か。大通りに出てくるとさっきまでの突風は嘘のようになくなっていた。近場のバスの時刻までもう少し辺りを散策してみる。うろうろ練り歩いていたら三宅村ヘリポートにたどり着いた。急病人を輸送するためのヘリと、東京愛らんどシャトル御蔵島まで運航している。運賃は高いけど。

椎取神社

バスで若干のショートカット。椎取神社の鳥居がちょこんと埋まっとる。もとはここに神社があったものの、噴火の影響で神殿と鳥居が飲み込まれてしまったという。自然の恐ろしさ、ここにあり。再建された鳥居もあった。ぬかるんだ道を進んでいくと祠があった。無理やり明るくして撮影したが、辺りは真っ暗で妙に不気味な雰囲気。陽の光もあまり届かないような場所で、隔絶されたような異質さがある。歩いて次のジオスポットひょうたん山へ向かう。この辺りは電波が非常に弱く、ネットもすぐに途絶えてしまう。朝から何も食べていないのでいい加減腹が減ってきた。売店はないのだろうか。

ひょうたん山

獣道と海岸をひたすら下っていく。このカラス、やたら後をつけてくる。お前も一緒に島を一周しないか?

赤場暁と呼ばれる地形。これも三宅島が火山島であることがよくわかる景勝地となっており、赤く独特なもの。しばらく黄昏れていたが、実はこのひょうたん山頂上の反対側が肝心のジオスポットだと知り涙。

三七山展望台

先ほどのひょうたん山が良く見える。観光客の一人でもいていいくらいだが、これまでに誰一人とも遭遇していない。うっすらと見える御蔵島、初めまして。てか結局雨降らないじゃん。。。今歩いているエリアは完全に電波が届かず、距離感もわからないので相当焦った。ほぼ下り坂だったため自転車ならどれだけ楽か…。展望台から5キロ程歩きようやく人々の営みが見えてきた。数時間ぶりに人工物にたどり着いた時の安心感は異常。とりあえずバスがでているため、次の目的地までショートカットする。辺りを軽く散策したが、椎取神社からここに至るまでに売店などは一切なかった。

新鼻新山

波の角度と遠近法で目と頭がおかしくなりそうだが、目の前は10メートルくらいの断崖絶壁になっている。奥の岩っぽいやつは削られた溶岩の断面部分というわけだ。眩しいわ風は強いわ波しぶきがかかるわで散々だったが、島有数の夕景スポットに行けたのは満足かな。1983年の噴火で池の水が全て消えたという新澪池跡にも来てみたが、ここは少し高台にある無の空間といった具合だった。

大路池園地

丁度良い時間のバスがあったため、少しだけ折り返して大路池園地に向かう。しかし下車する際「本当に今から行くの?」と運転手に心配された。日没直後とは言えまだ明るかったのでたかをくくっていたのだが。さすがにヤバイ。一応三宅島の中でもメジャーな観光地だから街灯の一つや二つを期待したが、ほぼ何も見えない。当然街灯があるはずもなく。池は無理やり明るく撮ってギリギリ絵になるくらい。三宅島は島内部に向かうにつれて陽が届かない場所が多い気がする。さらに暗いせいか、ライトで歩道を照らす度にカエルがうじゃうじゃ飛び出してきて気持ち悪かった。ここは日中に来ればあるいは…。一刻も早くここを撤退した。観光(と言っていいのか?)10分、バス待ち時間40分。虚無の中での待ち時間は生きた心地がしなかった。とりあえずバスが来てくれて一安心。ちなみにこの辺りも電波は一切繋がらない。バスが来なかったらどうしてたん?

ホテル海楽

死ぬ思いでようやく宿に帰還。思えば昼食も取ってなかった。レストランを建設会社の忘年会に使うとかで、メニューに大幅な変更があると言われた。まあこれだけおかずがあればいいだろう。周りが盛り上がってる中招かれざる客感が半端ない。(白米は後から来たが、なぜか味噌汁だけ提供されなかった。なんで?)八海山、やっぱり効きますわ。一瞬で酔った。伊豆諸島名物明日葉の天ぷら。程よい苦みでつまみに最適なやつ。宿の自販機でカップ麺を買えるのはありがたい。今日は精神的にも肉体的にもくたくただった、就寝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

というのも早朝4時に電話で叩き起こされ、日中のフェリーが海上不良で(たぶん)欠航するから、早朝便で帰るよう言われた。1時間で支度しておけとのことだったが、頭が微塵も回っていない。こんなモーニングコールはいらない。(やなぎなぎ)まさか翌日の楽しみにとっておいた火山遊歩道に行けずに帰る羽目になるとは…。島を舐めたらダメですね、ありがとうございました。

総括

結局、その日の日中と翌日のフェリーは全て欠航していたというオチ。あのまま島に残っていたら、文字通り幽閉されるところだった。何となく一興要素もあったが、売店や飲食店は丁度バスで通過した南東部に集中しており、数日滞在するとなるとまあまあしんどそう。やはり離島を巡るにあたってもっと気を引き締めておくべきだと痛感した。

最後にウォーキング中、雨には一度も降られなかったどころか快晴だった件については…普通に自分の意思を信じてチャリを借りるべきでした。兵長も言うてはりましたわ。

【九州編】軍港の街佐世保を歩いてきた話

こんにちは

ヒレカツです。九州旅行三日目は佐世保駅前からスタート。

pokibasea.hatenablog.com

pokibasea.hatenablog.com

↑前編です。

早朝の佐世保、空気が澄んでいる。時期的にも紅葉がいい感じ。JR佐世保駅は最西端に位置している駅。記念に最西端到達証明書を観光協会で貰おうとしたが、神崎鼻岬に行った証明がないと発行できないと言われた。世知辛いねぇ。

弓張岳展望台

路線バスで佐世保市街地と九十九島を一望できる展望台まで来た。見事なまでの逆光で…。さすがは軍港の町、軍艦がひっきりなしに行き来していた。ある程度調べてはいたが、バスは全く走っていない。自分以外に下車した客が急いで折り返しのバスに駆け込んでいたのはこのせいか。とりあえず歩くか。佐世保駅までは6キロ程度しか距離はない。いい運動になるだろう。応援ありがとう、最後まで頑張ります。歩きながらでも風景を楽しめるのがウォーキングのいいところ。丁度良い高さから市街地を見渡せる。てか、ここからの眺めの方が展望台よりも良くて複雑な感情。あっという間に下山してしまった。ただまあまあな斜度なので歩き甲斐アリ。

佐世保市街地

階段を下りて市街地を目指していくがさすがは長崎県、傾斜に沿って民家が連なっている。初めての道で新鮮だったが、住民はここを毎日歩いているのか(車では?)。さすがに堪えそう。結局、ハイキング後に食べるハンバーガーが一番旨いと相場が決まっている。ネットでも好評だったLOG KITという佐世保バーガーの店で昼食。オーダーを受けてから作るスタイルだったので30分以上待たされたが、味は間違いない。スペシャルバーガーとやらを注文し、ベーコンとハンバーグがガツンとくる。ポテトも細長いやつかツイスターポテトと選択できるようだ。なんか俺の席だけ暗くね?歩いた分カロリーはプラマイゼロ、ごちそうさんウォーキングを再開していると、素晴らしい通りに出てきた。「川は良い。旅情と営みがあるから。」とかこの前誰かが言っていたな。ともかく、川は良いものである。佐世保川沿いは程よい栄え具合のビル群と酔狂な河川敷が相まって本当に気に入った。今度川だけを紹介する記事を作成するのもありだな。せっかくなので昨夜飲んだアーケード街をもう一度通ってみたが、やはり日中は大繁盛だった。飲食店の他にも美容室や呉服店、更にはネカフェもあり想像以上に栄えていた印象。突如現れた教会。祈っておくか。

展海峰

時間はとんで15時半。路線バスに乗り九十九島を一望できる佐世保一の景勝地、展海峰まで来た。今回の旅行の集大成というやつか。日本三景松島の景観もこんな感じだが、個人的にはこっちの方がいい眺めだと思う。一面に広がる九十九島、無数に入り組んだリアス式海岸が雅すぎるもの。市街地方面。こうして見ると独特な地形をしている。ちなみに手前の山が石岳、真ん中の奥に見えるのが徒歩で下ってきた弓張岳。完全にやらかした。

調べていた時刻が平日のもので、土曜の今日は終バスが終わってしまっていた。普通休日の方が増便するものじゃないのか…?まあこのくらいよくあることなので、気を取り直してとりあえず歩きましょうか。次の目的地は九十九島観光公園。距離もそこまで離れていない。ひぃ…。道が狭くて車に注意していたがそもそも交通量はそこまで多くなかった。なぜか自分以外に歩いてる人は誰もおらず。(それはそう)

九十九島観光公園

太陽近っ。モニュメントいいねぇ。ただ男が一人で来る場所ではない。案の定カップルが大量発生していたので即座に撤退。最後にもう一度夕日に照らされた九十九島が見たくてまたまた展海峰まで歩いてきた。これが本当に最後の見納め、ナイスビューでした。さすがに脚に限界がきてタクシーを召喚。なぜか交通の不便さを謝罪されコーヒーをいただいた。加えておすすめの居酒屋やアメリカ人海軍が行きつけの繁華街まで案内してくれた。タクシー代までサービスしてくれて…逆になんでここまでよくしてくれたんだ?本当に至れり尽くせりのサービスで感謝しかない。タクシー運転手から「レモンステーキと言えばここに行っときゃ間違いない」と聞いたので、Lemoned Raymondというステーキ屋で晩餐。佐世保市発祥のレモンステーキ。冷静に考えて、レモンとステーキが合わないはずがなく秒で吸引。レモンを挟んで食べると醤油タレと酸味が絶妙にマッチしていて旨すぎる。白米はおかわり可能。〆にタレと混ぜて食べるのがおすすめということで実践したが、これは反則だろう。レモンが染み込んだ風味で無限に米が食える。胃袋も喜んどるわい。lemoned-raymond.com

3泊4日の九州旅もこれにて終了。トータル40キロくらいは歩いたかな。ばいばい佐世保、お世話になりました。

総括

今回の旅行は船旅を軸としていたが、終わってみればここまで天気に恵まれるとは思いもしなかった。というか離島で満足するまで散策できたのは今回が初めてかもしれない。現状程よい規模感の島巡りにハマりかけているので、次に長崎県に行くとしたらまた五島列島平戸島あたりですかね。

佐世保にもいつかまた還ります。

【九州編】長崎県小値賀島をレンタサイクルで爆走してきた話

こんにちは

ヒレカツです。九州旅行の2日目、博多港から夜行フェリーで到着した長崎県小値賀島からスタート。

小値賀島

笛吹港

 

念のため酔い止めを飲んでいたが、想像以上の揺れと無限にガタガタ物音が響き全く眠れなかったせいか普通に船酔いした。とりあえずレンタサイクル貸し出しの時間まで雑魚寝スペースで仮眠する。早朝7時から半日だけレンタルした。こいつが今日の相棒。電動アシスト付きなのが頼りになる。それなりの規模の離島で天気に恵まれたのは今回が初めてだったので、気分が高まる。歓迎ありがとう。柳という、北部のエリアに向かってみる。

柳港

とてもこじんまりとした柳港に着いた。納島という人口20人程度しかいない島までの船もでている。ここまで30分くらいで来れたし、これなら島全体をサクッと回れそうだ。信号も車通りも皆無で走りやすい。なんだこの標識は…

長崎鼻

途中牧場を通過し、恐らく小値賀島一の景勝地長崎鼻到着。絶海の大パノラマで、辺りは断崖絶壁。大量の牛が放牧されていた。先端部は立っているのがやっとのくらいな突風が吹き荒れている。よくこんな地形ができたものだ、自然の力ってすごいね。(27歳児)断崖絶壁+草木を食む動物。どこか寂しげながらも、どうして絵になるんですかね。

斑島

長崎鼻でしばらく瞑想した後は、陸続きになっている西部の斑島へ向かう。途中、五両ダキという景勝地を完全にスルーしていたことに後々気づき頭を抱える。またまた牛に注意の看板。小値賀牛がここにも放牧されていた。もはや島内の人口より牛の方が多いのでは…?それくらい誰とも遭遇しない。自分以外にも観光客はフェリーターミナルにいたはずなんだがなぁ。丁度晴れてきたため海がより透き通って見える。やはり島の海は綺麗だ。橋を渡り斑島突入。海岸沿いをひたすら爆走する。玉石鼻という景勝地にある白い鳥居が映えるもの。ここも風がめちゃくちゃ強い。海岸まで下っていくと、ポットホールという国指定の天然記念物がある。岩石の裂け目に入り込んだ海水が周りの岩を削り取り、最終的に丸い形に仕上がるという。風が強すぎる上に波しぶきもあがり全く近づけない。肝心の中身が見えねぇ…。

実際中はこんな感じらしいですよ。そうこうしているうちに曇ってきたため次のスポットへ。

黒島

早朝、フェリーで到着した笛吹港付近まで戻ってきた。ここも陸続きになっている黒島という島がある。展望台からは小値賀島を一望できる。こうして見ると民家があるエリアは島南部に集中しているんだな。反対側は五島列島中通島が見える。こっちの島もいつか行ってみたいね。

赤浜海水浴場

アップダウンを超え、島東部の海岸が赤いらしいビーチまでやってきた。なんだこれ、太陽の反射とかではなくビーチそのものが赤い。小値賀島はかつて火山島だったことから、砂浜に鉄分が混ざり赤くなるという。こんな色のビーチは初めて見た。これも自然の力というやつね。

小値賀空港

小値賀島最東部に位置する小値賀空港まで来た。来てみたものの、ここには現在定期便は発着しておらず、空港がただポツンとあるのみ。

地ノ神島神社

最後のスポットである地ノ神島神社へ。この辺りはだいぶ道が入り組んでおり、しばらく同じ箇所をぐるぐるしていた。ここで初めてGooglemapを使用。海をバックに佇む鳥居、日本の原風景そのものだ。奥に見えているのは野崎島。人口はたったの一人のみ(籍があるだけ?)だそうだが、キリスト教遺産として世界遺産に登録されている。そしてこの時島内放送が入り、予約していた佐世保行きのジェット船が欠航(!?)するとの音声が響いた。…おい、嘘だよな?泉田塔一郎のスプリント戦ばりの猛スピードで笛吹港まで戻り窓口で相談。結局ジェット船は海上不良で欠航だったが、大型船であれば普通に運行してますよ~笑というオチ。雑魚寝部屋の空きもあるそうで問題なく予約できた。ビックリさせないでくれ、本当に心臓に悪いから。

町並み

ひと段落着いたところで再度町並みまで走らせた。早朝は大通りを爆走したため気が付かなかったが、一歩細い路地に入ると木造で味のある民家が立ち並んでいる。これまで人っ子一人見かけなかったが、路地を進んでいくとやっと島民がいた。てっきり人口<牛の数だと思い込んでいたが、普通に人々の営みがあるじゃないか。商店もどこかレトロさを感じる。レトロそうな外観とは裏腹に洒落た店、Cafe魚々菜でランチ。観光客向けと思いきや島民のマダムで賑わっていた。白身魚のフライプレート、丁度いい量で非常に美味でした。昼飯も食えたことだし、この島ではもう全てやることやり尽くしたかな。小値賀島は観光地化はそれほど進んでおらず、どちらかと言えば島でゆったり過ごしたい人向けの場所だった。しかし逆に言えば、半日もあれば全てのジオスポットは回れてしまうくらいコンパクト。一周33キロしかないため、レンタサイクルがあれば日帰りでもお釣りがくるくらいだ。天候に恵まれたこの日のことは一生忘れないだろう。ありがとう小値賀島、またいつか会おう。完全に爆睡。スタッフに起こされ、あっという間に佐世保港に到着していた。

佐世保市

佐世保アーケード街

日本一長い佐世保の三ヶ町アーケード街にある居酒屋で晩酌開始。ここ三平はGoogleでも高評価である。始めますか ──────────。刺身一品が600円でこれだけのっかってる。…普通に安くね?佐世保の地酒『美しき天然』と長崎県波佐見町の地酒『六十餘洲』。甘口で飲みやすい。揚げたての天ぷら盛り合わせ、品数が多いのが嬉しい。旨すぎてニヤつく。ぶりトロ。脂がのっていて口の中で蕩けていく。旨すぎてニヤつく。これが600円で食べられるのは普通におかしいよ。(誉め言葉)福岡の地酒『繁枡』。辛口でキレがある。最後は味噌汁で〆る。わかめの出汁が効いていて…もう、人生これだけ飲んでりゃええ。ともかく最高の晩餐だった。まだ20時くらいだが、アーケード街は閑散としていた。佐世保のショッピングモール裏にあるベンチで涼みながら夜景を眺める。本当にこの日は全てが嚙み合って最高の旅だった。駅近のビジホで文字通り泥のように就寝。

次に続きます。

【九州編】福岡県の離島玄界島を歩いてきた話

こんにちは

ヒレカツです。この秋、離島がアツい!ということで、福岡県の玄界島に行ってきました。羽田~福岡空港博多駅~博多ふ頭と移動してきた。初っ端から間違えて路線バスの終着国際線ターミナルまで乗ってしまったが、どうにかナルト走りで戻り間に合った。船内はガラガラ。観光地というよりは、島民と釣り具を担いだ老人が大半だった。港のベーカリー屋で購入したパンで腹ごしらえ。玄界島は予約前提の飲食店一店舗しかないという情報を入手しておいて助かった。沖合はかなり揺れるが、船酔いする暇もなく30分くらいで到着。民家が密集しているエリアは港付近のみだが、その大半が団地で驚いた。他には何もない。島一周は5キロ程度なので、時計回りに歩いてみる。ヌコ、すやすやしとる。民家を抜けると、すぐに遊歩道となった。アブと変なバッタらしき虫が多いのが気になる。直射日光を遮るものが何もなく暑い。島上部の方まで来るとデカい岩があった。一応、これも柱島という島扱いらしい。デカすぎんだろ・・・透き通った海、酔狂ばい。(月岡恋鐘)島の西~北部は釣り人は全くいなかったが、東~港付近に進むにつれてちらほら見かけた。島内を一周し終え、港付近まで戻ってきた。ここからは団地ゾーンとなる。意外にも保育園があった。健やかに育ちそう。公園休んでいたら、島民のおっさんに話しかけられたのは正直焦った。普通に観光で来たことを話すと納得したのか立ち去って行った。話が通じる人で良かった。突然現れた猫。せっかくなので、民家への道も登ってみる。(不審者では、ございません)玄界島で最も高い場所。2時間ほどで一通り島内を全て歩きつくしたが、観光地という印象は全くなかった。ただ綺麗な海を眺めながら歩くという贅沢な時間の使い方をできたのでこれはこれで満足。小さな港町玄界島、ばいばい。博多ふ頭まで戻ってきた。ここから次に乗る夜行フェリーまで時間をつぶさなければならない。フェリーターミナル目の前にあるサウナ屋さん、みなと温泉波葉の湯で整う。まさか旅先でこのムーブをかますとは…

路地にあった謎の居酒屋で晩酌開始。酒二杯とおまかせ小鉢三種で1000円のセットがあったが、普通に安いな。路地を練り歩いて博多港に戻ってきたけど夜景、雅すぎるばい(月岡恋鐘)。次に来た時には今回行けなかった博多の屋台街で飲み歩きたいね。念のため酔い止めも購入。おにぎりも買っておいたのでいざという時の備えもよし。まさに死角がない。人生初の夜行フェリー、太古に乗船する。お洒落なラウンジもあったが、夜は景色が見えず。いる…?23時45分に博多港を出航。コンセント目的でグリーン寝台室を予約しておいたが、正直雑魚寝できる部屋の方が良かった。揺れる船内で寝返り打てないのはかなりキツい。結局揺れであまり眠れないまま4時30分、目的地の長崎県小値賀島到着。

今回はここまで、次の記事に続きます。

【リベンジ編】能登半島和倉温泉を歩いてきた話

こんにちは

ヒレカツです。

石川県旅行の二日目です。全編はこちら昨年の能登旅行についてはこちら

 

ホテルをチェックアウト後、まずは昨夜散策だけだった近江町市場で軽く小腹を満たしていく。金沢カレーコロッケと甘えびのコロッケを購入したが、どうせなら食べ歩きは複数人でするのが醍醐味だ。(悲しいソロ旅の人)金沢駅から七尾線に乗車し、石川県を北上していく。転換クロスシートなので旅情〇終点の七尾駅までは意外と距離があり、90分近くかかった。これから乗車するのと鉄道は、まさかの「君は放課後インソムニア」と「花咲くいろは」のダブルラッピング列車。こんな豪華なことあります?

西岸駅

お久しぶりです。毎度お馴染みの西岸駅にまた来ました。自分と同じく巡礼目的のおじさんと地元民らしき学生2人が降りて行った。まだ途中までしか視聴していないが、放課後インソムニアにも登場していて驚いた。何度来ても静かでいい場所だここは。来年もまた来ようかな。

和倉温泉

和倉温泉まで戻ってきた。去年は直前の旅程変更で急遽駅前のビジホに泊まる羽目になったが、今回はちゃんとした旅館に宿泊します。宿まで送迎していただいた。今回宿泊するのは明治18年創業の老舗旅館、多田屋。 部屋からは庭園が、そしてフロントからはオーシャンビュー。釣りもできるらしいしこれは…あたりだべ。一人での夕食付プランだとまあまあ高くなってしまうため今回は素泊まり。海鮮系の酒屋を予約したことだし、温泉街の中心地まで歩いて向かう。今回は絶対にのどぐろを食べるぞ。温泉街の中心地までは若干離れているが、それもまた一興。夕風が心地よい。ホテル加賀屋。超高級宿で、日本の旅館ランキングで堂々の一位に選ばれている。デカすぎんだろ…あちこち散策してみた。レトロな温泉街というよりかは、リゾート地のような印象が強い。

この何もせず七尾湾を前にボーっとする時間、酔狂すぎる。※ちなみにTwitter、なぜかアカウントロックされログインできなくなりました…。@pokibafire2に移行したのでよろしくお願いします。

若干肌寒くなってきたし、早めに予約した居酒屋に向かい入店するが…「二人以上じゃないとダメなんですよ~」と言われ、頭の中が「???」で埋め尽くされる。電話した時に人数を聞かれなかったとは言え、予約も了承されたのにそんなのありかよ。結局は毎度の如くこれになる。ここまで順調だったのにどこかで必ず”調整”が入るし呪われてるんかなぁ。数少ない温泉街の飲食店に片っ端から訪問開始。本日はもう満席でして~本日はもう満席でして~…うん、もう諦めよう。基本断られるかシャッターが閉まっているので、このままでは本当にコンビニのイートインで晩餐会をすることになってしまう。となると、残りはあの店しかない。今回もやってきました、和倉温泉駅前にある喫茶はいだるい。実は去年の夕食もここを利用していた。客は自分一人。女将さんは相変わらず元気そうでよかった。何度も店を断られた後に食べる優しい味の定食が身に染みる。路線バスで温泉街まで戻ってきた。ライトアップされた景色が雅なもの。多田屋は若干温泉街から離れたところにあるが、街灯もなく日が落ちると辺りは何も見えない。どうにか宿に戻ってきた。夢。肝心の温泉は適温で少し塩味がある。サウナ、露天、樽風呂もあり最高だった。この日は泥のように爆睡。早朝、ひと気がいない時間帯を狙って宿のビュースポット的なところに来てみた。あいにく朝陽は拝めなかったが、大海原を前に瞑想開始。チェックアウト後は10時から営業している海鮮丼屋で豪勢なランチといく。どの海鮮丼もそそられるが、さすがにのどぐろ一択。こんなに旨い料理あったんだ。明らかに今まで食べた海鮮系の中でも断トツだった。ありえん脂がのっていて甘みがエグい(小学生)。食戟のソーマで料理を食べたキャラの服がはじけ飛ぶ描写があるけど、あれ実在するらしいです。至高のランチ、ごちそうさまでした。続いて和倉温泉総湯。今回も日帰り温泉に入る。結局はこういうのでええ。湯上りのデザートといこう。能登ミルク。能登ミルク&抹茶。シンプルながら、こういうのでええ2。後はのと鉄道終着の穴水駅に向かい飛行機で帰るのみ。途中、またまた放課後インソムニアのラッピング車両に遭遇。(この鉄道会社オタクに優しすぎません?)能登空港までのバスまで一時間の余裕がある。最後に駅近くの喫茶店で一服していく。フリースタイルというファンキーな店名だが、実は創業50年の老舗喫茶。店内はマスターと常連客で賑わっていた。結局、こういうのでいいんです3。万が一穴水駅付近で居酒屋に断られても、食事のメニューも豊富なここなら大丈夫だと思います。(?)能登空港着。路線バスと飛行機の時間が絶妙にかみ合わず2時間待ちだが、それはご愛嬌ということで。来年は珠洲市でまた会おう。

総括

一年ぶりの能登半島旅行だったが、去年和倉温泉でできなかったこと(宿、飯、散策)を何だかんだ全て実現できた。結局、雨さえ降らなければたいていはどうにかなる。一つ欲を言えば、予約していた居酒屋で地酒も飲みたかった。。。(これに関しては土産で竹葉という地酒を購入したから及第点ですかね)

初めて訪れた湯涌温泉も、花咲くいろはの聖地抜きにしてもまた来たくなる雰囲気だった。ちなみに湯涌温泉では本日毎年恒例のぼんぼり祭りが開催される。どうも悪天候らしいけど、この催しが大盛況になることを願っています。

花咲くいろはの聖地湯涌温泉を歩いてきた話

こんにちは

ヒレカツです。花いろの聖地、湯涌温泉に行ってきました。まずは新幹線で金沢駅へ。金沢駅到着後は路線バスで温泉地へ向かう。この日は湯涌温泉付近でクラフトビールフェスをやっていたそうだが、観光客らしき乗客は自分しかいなかった。…これでいいのか?

湯涌温泉

温泉街

金沢駅から一時間足らずで到着。温泉街の入り口からいきなりOPの光景が広がり思わず腕組み。散策前の腹ごしらえは温泉街の数少ない飲食店で。客は自分しかいなかったが、オタクすぎてポスターが貼られている席を通された。炒飯もどこか家庭的な優しい味で、700円と観光地価格にしては安い。ごちそうさん至る所にパネルが置かれている。町に溶け込んでいるのがいいね。結奈の実家ふくやのモデルとなっている旅館、百楽荘。デカすぎる。うむ。うむ。うむ。うむ。

観光協会

温泉街入口からだいぶ戻ったところにある観光協会すげ、いろは関連の展示でいっぱい。素晴らしい。金沢市を縦横無尽に流れる浅野川。雅な景色だなぁ。

玉泉湖

再び温泉街に戻り、奥に進むと玉泉湖にたどり着いた。EDで登場する橋。形だけ若干違うけど、湖の水はどこいった?

白雲楼ホテル跡地

お次は喜翆荘のモデルとなった白雲楼ホテル跡地へ。かつては東洋一のホテルとまで称されていたが、経営不振により1998年に営業停止、2006年に解体されている。ウォーキング開始。

すんなりたどり着くと思いきや思い切りトレッキングすることに。開けた道に出てきた。あずまやで休んでいたおばさん二人に「あの人歩いてきたの!?」と驚かれる。(この時跡地を素通りしていることに気づいていません)(跡地を素通りしていることに気づいていません)見下ろせば、遥か高いところまで来てしまった…(nano.RIPE)。どうやら知らないうちに上の園地に着いていた。絶対におかしい、跡地らしき場所は通過した覚えがないのだが。とりあえず小休止。ウニ。もうすっかり秋だ。結局、白雲楼ホテル跡地はさっきおばさんが談笑していた広場だったというオチ。まだおばさんたちに陣取られているので、ここらで腕組みをしながら時の移ろいを感じる。

喜翆荘よ、あっぱれ。退散。確か映画で登場したシーンかな、温泉街を軽く一望できる。

湯涌温泉総湯 白鷺の湯

お待ちかねの日帰り温泉に入る。石鹸等は別料金で購入するタイプ。こじんまりとしているが、地元の老人で賑わっていた。これが営みか。”こういうやつ”で良いんです。広場には既にぼんぼりが飾られていた。2週間後に迫ったぼんぼり祭りは大盛況だろうなぁ。足湯に浸かりつつ売店で購入した地サイダー、柚子乙女を飲む。ほんのり香る柚子の風味が好き(小学生)。湯涌稲荷神社は作中やnano.RIPEのMVにもたびたび登場している。半日だけの滞在だったが十二分に満喫することができた。聖地抜きにしても風情があって最高でした、次は絶対宿泊します。

金沢市街地

バスで金沢駅に戻ってくると丁度祭りが開催されていた。夜にもなると、近江町市場は閑散としていた。おそらく日中は繁盛しているだろう商店街だが、役目を終えるとこうも静かになるのか。片っ端から歩いてみたが、開いてそうな店はどこも受付終了か大行列ができている。端的に言うと、夕食難民です。タイとは?わりと冗談抜きで串カツ田中しか店が開いておらず、渋々金沢駅まで歩いてきた。まさか大都会金沢で夕食に困るとは思いもしなかったが、以前から気になっていたポムの樹に決めた。オムライスにカツが乗っかっているやつを注文し、Mサイズだが普通にボリュームがありフードファイターと化した。

 

一日目の旅程はこれで終了。翌日からは因縁深き能登半島和倉温泉へ向かいます。

 

【番外編】訪問した場所から独断と偏見で選ぶ秘境スポット

こんにちは

ヒレカツです。茹だるような暑さと金欠で旅行に行けない日が続く今日この頃。過去の写真を整理していたらどうにも懐かしくなってきたため、今回は昔訪れたいくつかの秘境エリアを紹介していきます。

坪尻

徳島県三好市にある秘境駅で、利用者は1日2人しかいない。逆にここを使ってる人が2人もいるのか…。四方を山に囲まれており、徒歩でないと来ることができず、羽虫が大量に湧いていた。ちなみに呪術廻戦でこの駅が聖地という話があるけどどうなんですかね。(未視聴)土讃線は1日7往復のみ。通過する特急は1時間に1本程度は走っているが、鈍行はまぁ少ない。カップルでこんなところに来るうつけ者、いるはずもなく…車で来れる駅ではないため、木屋床という近くの集落に出るには徒歩で物凄い遠回りをしなければならない。駅を出るとすぐに廃墟がある。ここはかつて売店で、殺人犯が立ち寄り強盗していたらしい。怖いね。

抜海駅

稚内市抜海村にある木造建築の秘境駅。最北端の稚内駅から二つだけ手前にある駅だが、距離は14キロ以上も離れている。寒い。宗谷本線の各駅停車は1日7往復しか走っていないが、一応利用者は2人だけいるらしい。よそ者の自分は早朝か午前の列車で来ないと散策はまず不可能。寒すぎる。本来なら野生のアザラシがいるという抜海岬まで歩く計画を立てていた。しかし命の危険を感じる寒さと積雪量だったため、ほぼ何もせず稚内駅に折り返したのは良い思い出(バカ)。最近は北海道に行けていないから来年あたりには行きたい。場所は……えりも町か知床あたりに。

天龍村

昨年、長野県の飯田線沿いを観光した際に寄った集落。愛知県・静岡県と面している。日本で2番目に高齢化が進む自治体で、コンビニや信号機すら存在しない如何にも限界集落といった感じ。秘境駅ランキングでも上位に入る中井侍とかいう謎の駅で下車し、ひたすら山道を歩き集落を目指す。つづら折りを頂上まで登ると、山々に囲まれた集落を一望できる。ちなみにここの茶畑で作られる中井侍銘茶は、県内屈指のブランドらしい。近場でお茶摘み体験もできるそうで、天竜川を眺めながら一服するのもまた一興かと。

塔のへつり

福島県南会津郡にある知る人ぞ知る隠れた渓谷。「へつり」というのは会津方言で言う「断崖」で、塔のように連なった形状から塔のへつりと呼ぶ。反対側の崖の溝まで歩ける。ちょうど秋に来たおかげで、紅葉とのコントラストが見事だった。会津鉄道はノラとととコラボしていた。未視聴未プレイだから「ほ~、こういうアニメもあるんだ~。」と適当に受け流して事なきを得た。

ちなみにこの旅行は会津若松を起点としていたが、観光協会の人にあそこには何もないよと言われ笑ってしまった。『何もない』があるじゃないですか! 

大志集落

福島県金山町にある集落。一時期youtubeのおすすめ動画にこの集落ばかりでてきた(俺だけ?)ため来てみた。山々+赤瓦の民家+線路。ここは実質福島のアルプスだ。ひたすら無心で眺めていたら、通りがかった地元の老人と色々話したのを覚えている(コーヒーくれてありがとうございました)。今回は行かなかったが、尻吹峠という場所からは集落全体を上から俯瞰できるらしい。次はダイチャリでも借りて登ってみるのも…アリ。

只見線会津若松駅からの観光バスでアクセスできるが、列車だと本数が少なすぎるため、この時は会津川口駅が終着の観光バスを利用した。かねやまふれあい広場から見ると集落を一望できる。途中道の駅に停車し、列車のビュースポットに行くことを進められた。確か道の駅から徒歩10分くらいの場所だった気がする。山に囲まれた中、一本の橋梁の上を列車が走るこの光景、『バリ雅』という言葉が適切だろう。2011年の豪雨災害でいつ廃止になってもおかしくない只見線、ここは来て本当に良かった。この日の夕食は会津若松二郎を食べました。豚が旨かったです。

総括

どんなに人里から離れた場所でも、そこには確かに地域住民の”営み”が存在していた。ここ最近はレトロな街ブラや比較的メジャーなエリアばかり旅していたが、改めて振り返るとこういうひと気が全くない場所も悪くない。今後は(も)こういったマイナーな観光地を巡り、自分だけの隠れ家的なスポットを見つけるのも面白そうです。