ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

夏色キセキの聖地、伊豆半島下田を歩いてきた話

こんにちは

ヒレカツです。2012年に放送された”名作”夏色キセキの聖地、伊豆半島最南端に位置する下田市に行ってきました。

伊豆急下田駅

東海道線で熱海→伊豆急線直通の伊東線伊豆急下田駅に到着。この日はちょうど河津桜の見ごろであり、祭りがあったらしい。車内は通勤電車並みの混雑だった。結局熱海駅から河津駅まで90分近く立ちっぱなし。2年ぶりの再訪だが相変わらず旅行客で混雑していた。この中に夏色キセキの巡礼目的で来た人間はどれくらいいるのだろうか。…いるのか?駅前に早速聖地を発見。足湯は入れず。

ペリーロード

伊豆急下田駅から15分くらい歩きペリーロードに到着。後述する了仙寺に向かうためにペリー一行が行進した、つまりはウォーキング(そういう言い回し)した場所。白と黒を基調とした、なまこ壁という格子や古民家が非常に味がある。飲食店もそこそこあるので食べ歩きも可能。おー。おー。せっかくなのでこの喫茶店でランチ。店内は夏色キセキのグッズが飾られていた。普段はほぼ常連客しかいないらしく、観光客が来るのは久しぶりということで店主に驚かれた。提供時間を過ぎていたにも関わらずモーニングセットを提供していただいた。”旅情”と”営み”、ここにあり。こういうのでええ。日米下田条約が結ばれた場所了仙寺。歴史を感じる荘厳なたたずまい。

下田公園

夏色キセキのキービジュアルとなっている階段。ペリーロードから下田公園に向かうところにあった。細部まで再現されていて思わず腕組みせざるを得ない。OPのNon stop roadを爆音で聞きながら坂を駆け上がると下田公園に出てきた。彼女たちは、”そこ”にいたんですよ!!彼は今腕を組んでいます。せっかくなので公園内を散策してみる。桜も咲いていて良い感じ。萌える。今の俺の心境のこと?下田の街並みを一望できる。海に面しているのに山に囲まれた不思議な地形。馬場ヶ崎展望台。犬走島という景勝地は釣りの名所らしい。

下田市街地

市街地を歩き回っていると温泉むすめの番宣ポスターがあった。一体いつのやつなんだこれ…謎の神社。聖地かと思いきや全く違う場所だった。特に観光地でも何でもないため、人とすれ違う時気恥ずかしかった。作中ほぼ毎話登場する神社のモデルとなっている場所。似てるけどなんか違うんだよなぁ。ちなみにここも観光地でも何でもない。お石様(作中の重要なファクターです)、いない……うむ。駅前に戻って来た。これまた作中でほぼ全話登場しているローソンがすぐ横にある。ベンチは撤去されていたが外観は全く同じ。海沿いを歩く。でけー錨が展示されていた。幽霊ホテル回(そういう回があります)に登場した廃墟。さすがに中は立ち入り禁止。本日の宿、何と廃墟ホテルの真横という好立地(?)。オーシャンビュー、最高。温泉に浸かった後は海辺を歩きながら涼む。夕暮れも相まって一興ムードに。やべー天気になってきた。とりあえず晩飯だ。

道の駅開国みなと

道の駅に併設されている魚どんやという回転寿司。開店即入店したが一時間待ちだった。お目当ての金目鯛はまさかの品切れ。やむを得ず金目鯛を使ったそれらしき料理を食う。金目鯛のかまぼこはもっちりしていて酒のお供に最適。   金目鯛の炙り寿司。

下田バーガー

翌日、ホテルをチェックアウトしてすぐに向かった下田バーガー。ここも2年ぶりに来た。ゆるキャン△でも登場したお馴染みの店。展示物がいろいろある。やはり子連れの客が多かった。静岡県宿泊キャンペーンで貰える地域クーポンを使ったので実質タダで金目鯛バーガーを購入。隠し味のクリームチーズがたまらんのよな。

総括

夏色キセキという懐かしい作品の舞台について、市街地の至る所に聖地が点在していた。普通なら通らないような路地などに目を配りながら街ブラできたのが良かったと思う。結局、純粋な下田観光ができたわけたが、やっぱり伊豆半島は何度行っても飽きない。次は伊豆のどこか離島に行ってみたいですね。