ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

山口県秋芳洞・秋吉台をウォーキングしてきた話

こんにちは

ヒレカツです。12月、山口県に行ってきました。早朝の便で羽田を出発し山口宇部空港着。宇部市エヴァの聖地でもあり、全面的に推している。山口空港からはバスで新山口駅、さらに路線バスに乗り継ぎ秋芳洞へ。

秋芳洞

バスは観光客ですし詰め状態だった。ここ秋芳洞は日本でも随一の鍾乳洞として有名である。水が透き通っている。洞窟に入っていく通路も『和』を残しつつアドベンチャー感がある。洞内はかなり涼しい。そして広い。観光できるのはせいぜい1キロ程度だが、洞窟の全長は8キロにも及ぶという。ここ秋芳洞で最も有名なスポットである百枚皿。『山口県 観光地』で検索するとだいたいこの写真がでてくる。その名前の通り皿のように連なっている。大黒柱。一本だけやたら長い。奥まで進むと至る所に鍾乳洞がある。ここまで伸びるのに一体何年かかったのだろうか。そして蒸し暑くなってきた。

秋吉台

洞窟内を進むと、何やら怪しげなエレベーターがある。エレベータは地上まで繋がっており、そこからは秋吉台まで行くことができる。展望台からの眺望。一面に広がるカルスト台地が荘厳だ。ここらで小休止。売店と軽く腹ごしらえできるスペースがあるのが嬉しい。あったけぇ肉うどんが身に染みる。どうやら若竹山まで登れる登山コースと、妙見原まで歩けるトレッキングコースがあるらしい。他の観光客は全員ここで引き返していたが…これは歩くしかないだろう。それがお前の仕事だ。(芳野祐介)今年旅行した中で一番と言っていいいほどの快晴。こういう日のウォーキングが一番歩き甲斐があって気持ちいいんじゃ。(60代)2キロくらいは歩いただろうか。一面大地に囲まれていて感覚がおかしくなりそう。まだまだ進めそうだが全く先が見えない。少しは下調べをしておくべきだった。大人しく来た道を引き返すことにする。バスで新山口駅まで戻ってきた。新山口駅は県内屈指の一大ターミナル駅山陽線以外にも、島根県益田市まで続く路線も通っている。これから空港方面の宇部線に乗り宇部新川駅に向かう。中国地方でよく見かけるカラーの電車、久しぶりに乗車する。

宇部市

車内は地元の高校生で賑わっていた。営みと言うヤツを存分に堪能していたら宇部新川駅に着いていた。駅前には商店街があり賑わいが…と思いきやほぼ店舗はなく、9割以上のシャッターは閉じられていた。今日泊まる宿、外観はラブホテルのそれで笑ったが、いざ入ると館内はゴージャスだった。しかし金額はビジホクラスの料金。予約した場所を間違えたかと不安になった。結果自分の部屋は別館だったというオチなのだが。嗤ってくれ。夕食ついでに市街地を散策する。地方都市にありがちな大通り沿いのプチイルミネーション、活気を出そうと頑張っていて嫌いじゃない。海鮮系の居酒屋で飯。注文を忘れられていたのか、途中何回も確認をしたのに一時間以上待たされてようやく運ばれてきた。ま、ま、まぁ美味しければ何でもええ。。。下関市名物瓦そば。蒸した茶そばをつゆにつけて食べる。味は焼きそばのつけ麺版といった感じ。レモンで味変できるのもポイント。蕎麦系のご当地グルメはやはりハズレがないな。

それと撮るのを忘れていたが、ふぐ刺しもなかなか良かった。相当豪遊したが地域クーポン券で1000円引き+酒とツマミ一品が無料、ありがてぇ。帰りは違うルートも散策してみたが、どうやらここがメイン通りらしい。味のあるスナックが立ち並び、活気があった。翌日は早朝の便で帰る。そう言えば宇部は工業の街としても有名だった。駅前からは工場地帯の噴煙が上がっている。初号機に見送られ離陸。山口県、また来たいね。

総括

今回はほぼ弾丸と言っていい短い旅行だった。ただ秋芳洞秋吉台を観光するだけなら十分すぎるくらい。本当なら足を延ばして長門湯本温泉に行きたかったが、宿が取れなかったので致し方なし。山口県の観光地は各エリアごとに固まっているので、次は萩と長門あたりを攻めてみたいですね。