こんにちは
ヒレカツです。 北海道旅行二日目、この日は室蘭エリアからわりと近場の洞爺湖温泉に向かうことにした。某アニメの聖地でもあり辺り一帯が山に囲まれている場所。一度は行きたいと思っていた。東室蘭駅から各駅停車の室蘭本線で最寄りの洞爺駅まで向かう。洞爺駅。特急も停車するので非常に立派な駅舎だった。洞爺湖サミット記念会館のような施設も併設されていた。駅弁も売っていたが、この日は臨時休業とのこと。無念。
洞爺湖洞爺駅からバスに揺られ、ついに洞爺湖に到着。バスは1時間に一本は確実に出ているので意外とアクセスは良好である。この時関東は大雨だった。洞爺湖の『王』の一人勝ちということか。まずは遊覧船に乗り、中島という無人島に行ってみる。まるで乗船客を案内するかのようにウミネコがたくさん飛んでいる。フェリーの最上階から餌をあげている人もいた。自分は過去に八戸市の蕪島というところでフンをかけられたトラウマがあり、客室内から恐る恐る様子を見ていた。
中島博物館前桟橋。事前予約制ということでもないので帰りの船の時間は自由である。トレッキングコースもあった。ただ時間的にキツイので、行けるところまで行ってみる。辺り一面木々と雑草で覆いつくされており、文字通りマイナスイオンで充満している。調べたところトレッキングコースは8キロほど。これなら最後まで進めば良かった…小さい鳥居と神社もあり神秘的だった。実際どこを撮っても絵になる。偶然遠近法ぽい写真も撮れていた、うむ。ちなみに洞爺湖一周はフルマラソンと同程度。レンタサイクルがあれば全然回れる距離である。(後に判明したが、この近辺にレンタサイクル屋が二軒あった)
洞爺観光ホテル本日の宿、日帰り入浴もできる洞爺観光ホテル。部屋からの眺望。これ遊歩道から見るより眺めが良いのでは?ホテルの目の前にあったセイコーマートで購入した遅めの昼飯。スパゲッティ110円はあり得ないくらい安い。
肝心の温泉だが並大抵の日帰り温泉とは規模が違った。大浴場、露天風呂、洞窟風呂、テレビ付きのサウナ、水風呂と充実した設備。大浴場はかなり熱めだったので露天ではんなりした。やっぱり温泉が一番気持ちいい。卓球の設備もある。家族やワイワイ系の人にとってはたまらないだろう(ソロ旅勢)
洞爺湖温泉観光協会洞爺温泉の最寄りのバス停、観光センター。奥の方に天体のメソッドのパネルも設置されていた。愛だろ…
そしてここから17時発のサイロ展望台に止まるバスに乗車しようとしたのだがまたしてもアクシデント。 このバスは『事前にバス会社に連絡しておかないと乗れない』ということは調べていたので分かっていた。 分かっていたのだが、帰りの便がこの時点で既に出発している(経路は札幌~洞爺湖温泉)ので、今から予約しても無効となる、とのことだった。 なんなんだこれは、ならもっと中島でトレッキングを楽しんでおくべきだったよ泣泣きながら撮った。
望羊蹄も満席だったので渋々違う店で夕食を食べることにした。家族経営店の居酒屋で飯。田舎にありがちな一見さんお断りという雰囲気もなく、快く迎え入れてくれた。観光地価格なので安いとは言い難いが、人の温かさを実感できたひと時だった。中学生くらいの女の子も配膳を手伝ってくれた。ありがとう。夜になると花火大会が開催されていた。 この時期は毎日行われているらしい。 夏の風物詩、乙なものだ。 ちょうど最後の一発が打ち上げられてから数分後、雨が降ってきた。 グッジョブ、お天道様。 安すぎてまたまた買ってしまった夜食。デブが加速する。
最後に洞爺湖温泉、あちこち旅行した中でもトップレベルの観光地だと確信した。温泉、自然、人情と三拍子そろっているのが強い。今回は行けなかったがサイロ展望台、有珠山洞爺湖展望台、そうべつ公園洞爺湖展望台といったスポットもある。次に行く際の楽しみが増えたので、これはこれで”あり”。
俺が探していた旅情は…ここにあった(岡崎朋也)