ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

18きっぷ伊豆旅行②

こんにちは

ヒレカツです。

18きっぷ最終日、伊豆半島南部編の続きということで。

バスの残り時間まで爪木崎で思う存分瞑想をした後は休憩所で茶を飲みつつ、昔海女だった80代店主の話を聞いた。 ちなみに自分の地元もかつては海女がたくさんいた地域なので、会話が弾んだ。 これこれ、これが旅の醍醐味。 冬には水仙が咲きほこり綺麗だということも教えていただいた。 名残惜しいがこの辺りで爪木崎を後にし伊豆急下田駅まで戻る。 次の目的地は寝姿山。 駅からすぐのところにあるロープウェイに乗る。

寝姿山f:id:pokibasea:20210425145405j:plain15分間隔で運行されているロープウェーに乗り到着したのが寝姿山。 下田の市街地、伊豆大島まで見下ろすことができる。 f:id:pokibasea:20210425145426j:plainそして山頂内はウォーキングコースが設定されている。 一周するのにはゆっくり歩いて30分程。 f:id:pokibasea:20210425145434j:plainf:id:pokibasea:20210425145446j:plain東急グループ創設者の石碑。 f:id:pokibasea:20210425145506j:plainちょうど海とは真逆方向。 意外と山に囲まれているのか。

下山後は下田の町並みを散策してみる。 f:id:pokibasea:20210425145341j:plain街は基本シャッター商店街呉服店やTHE・床屋といった感じの理髪店ばかりである。

ペリーロードf:id:pokibasea:20210425145322j:plain1キロ程歩いたところで見えてきたのがこのペリーロード。 そう言えば下田に港を開いたんだっけf:id:pokibasea:20210425145300j:plain和風づくりの店が立ち並び非常に風情がある。 実質伊豆の小京都だべこれ。 他にも日米和親条約を結んだ場所である了仙寺、当時の町並みや歴史物を展示している黒船ミュージアムなどがある。 時間の都合上寄れなかったので、次に訪れた時にでも行ってみたい。

時間も16時を過ぎそろそろ”終わり”が近づいてきた。 今日は18きっぷ日帰り旅行最終日。 ラストを飾るにふさわしい観光地、白浜神社に行くことにした。

白浜神社f:id:pokibasea:20210425212318j:plain伊豆急下田駅からバスで10分、白浜神社に着いた。 あいにく本殿は16時の時点で営業終了となっていたので、海岸にたたずむまさに”True End”スポットを見に行くとする。 f:id:pokibasea:20210425145608j:plainf:id:pokibasea:20210425145552j:plain東映の最初のあれとまではいかないが、いい具合に荒波となっていた。 岩に波打つしぶきが乙なモノ。 同じような鳥居がある大洗磯前神社にも何度か行ったことがあるが、大洗に行くと毎度のごとく雨が降るため、実際晴天時に海辺の鳥居における波しぶきを見るのがこれが初めて。 乙なモノです(2回目)f:id:pokibasea:20210425145720j:plain白浜海岸はそこそこ広く、風紋もできていた。 鳥取砂丘だと人が多すぎるのでまあ見られない光景。 下田という立地も含めて、このくらいの海岸の大きさが丁度いいのかもしれない。 f:id:pokibasea:20210425212329j:plainf:id:pokibasea:20210425212343j:plain陽が沈む方角を完全に勘違いしており最後の最後でやらかしたと思ったが、その必要はなかった。 素晴らしい景色。 爪木崎同様、無心で海を眺めるのは良いものだ。 f:id:pokibasea:20210425145806j:plain最後に伊豆急下田駅に併設されているチェーン店っぽい海鮮屋でまぐろの漬け丼を食べた。 ワサビが非常に利いていた。 ツンどころか普通に辛い。 がそこがまた良い。 スーパーで買う200円のそれとはわけが違う。 f:id:pokibasea:20210427215845j:plainこれで正真正銘最後、伊東駅行きの伊豆急行線に乗車。 名残惜しすぎて途中どこかの温泉宿に泊まろうかと本気で考えたが、これが男の引き際である(青嶋達也)。 次回来る機会があるなら大室山、伊豆熱川温泉に宿泊してみたい。

群馬県(伊香保温泉)、山梨県(身延エリア)、そして静岡県伊豆半島とどれも関東近郊の18きっぷ旅行となった。 いつもは遠出先からさらに移動といった旅をするのだが、今回の日帰り旅行も悪くなかった。 未だに余韻に浸っているし、むしろ少し名残惜しいくらいが『また訪れたい』という気持ちにさせてくれるのでこれはこれで。

次のシーズンは夏。 夏の青春18きっぷ発売まで待ちきれない。