ヒレの旅々

2021年以降の旅行の備忘録です

~GW九州縦断旅行~二日目

こんにちは

 

ヒレカツです。

GWから早二週間、九州旅行の二日目ということで、薩摩半島を南下することにした。

一日目はこちらpokibasea.hatenablog.com

 

指宿温泉街f:id:pokibasea:20210516113533j:plainf:id:pokibasea:20210516113031j:plainf:id:pokibasea:20210516113039j:plain鹿児島中央駅から指宿枕崎線という路線に乗り、ひたすら南下し到着したのが指宿駅。 地元の高校生と老人以外ほとんど乗客はいなかった。 指宿は摺ヶ砂浜温泉(俗に言う砂蒸し温泉)で有名な地域。 次の枕崎行きの電車が来るまで1時間の余裕がある。 とりあえず軽く街を散策してみる。f:id:pokibasea:20210516112530j:plainf:id:pokibasea:20210516112516j:plainf:id:pokibasea:20210516113623j:plain駅の目の前にある商店街。バブル期頃は繁盛していたであろう通りだが、現状は8割のシャッターが閉められていた。廃墟も目立つ。f:id:pokibasea:20210516113612j:plainf:id:pokibasea:20210516113055j:plainこの時小雨が降っており(またこれ…)、開聞岳は見えなかった。ただ、海を眺められるだけで非常に心安らぐものだ。f:id:pokibasea:20210516112546j:plainf:id:pokibasea:20210516112616j:plain既に砂蒸し温泉は営業していた。このテントの下で皆ホクホクしているのだろうか。f:id:pokibasea:20210516112539j:plainf:id:pokibasea:20210516112553j:plain無料の足湯も併設されていた。貧乏旅行をする者にとって、このくらいの方がむしろしっくりくる。完全に貸し切り状態なのが良い。…というのはただの強がりで、目の前に砂蒸し温泉があるのにわざわざ足湯に入る男。逆張り以外の何者でもない。とりあえず夕方にまた来るとして、指宿枕崎線にて次の目的地まで向かう。

西大山駅f:id:pokibasea:20210516121002j:plainf:id:pokibasea:20210516121023j:plainついに到着、日本最南端のJR駅、西大山駅。"映え"るせいか、下灘駅レベルの混雑だった。写真撮影の時間をあらかじめ設けてくれて数分間停車するのだが、普通に下車する旨を車掌に告げると驚いた顔をされた。2時間半待ちくらい余裕である。f:id:pokibasea:20210516113153j:plain緯度がほぼ同じ地域も書かれていた。実質エジプトだろここ。ともあれ稚内駅、東根室駅は去年訪れたので、残すところは最西端の佐世保駅のみである。そのうち行きたいね。f:id:pokibasea:20210516121011j:plainこの客たちは一体どこから来たのかと疑問に思っていたら、もはや駅よりも大きい駐車場が併設されていた。そりゃそうだ、わざわざ列車に乗ってここまで来る人間の方がよほど風変りだろう。(俺は電車君じゃない)f:id:pokibasea:20210516121940j:plain明らか国鉄時代のきっぷ入れもそのまま現存されていた。旅情があっていいなこれ(俺は電車君じゃない)f:id:pokibasea:20210516122641j:plainf:id:pokibasea:20210516122716j:plain道路を挟んだ目の前には道の駅もあった。自由に読める観光ガイド系の本もあったので、雨が降っても時間を潰せるのでこれはいい。半額セール中のチョココロネ(70円)が身に染みる。f:id:pokibasea:20210516113130j:plainただ最果ての地まで来たのに休憩だけするのはもったいない。 せっかくなので"歩いて"みることにした。 辺りはキャベツ畑しかない。 本当にそれ以外に何もない。 f:id:pokibasea:20210516122650j:plainf:id:pokibasea:20210516122703j:plainTHE・田舎の田園風景。 実家が恋しくなる。 f:id:pokibasea:20210516123434j:plain少し離れてみると開聞岳の全体が見える。 これは車で来た人では拝めない風景。 己の足で来た者の特権だろう。 ゴタついていた割に非常に充実したひと時だった、ありがとう西大山。 f:id:pokibasea:20210516113122j:plainf:id:pokibasea:20210516133530j:plainf:id:pokibasea:20210516133524j:plain西大山駅からはさらに奥の方に進んでいくことになる。 聞いたこともないような、そして明らかに1日に10人も利用者がいないような、いわゆる"秘境駅"が続いた。 レールが痛んでいるせいかやたら、というより物凄く揺れる。

枕崎駅f:id:pokibasea:20210516124122j:plainf:id:pokibasea:20210516124102j:plainやっと着いた。 JR終着駅、枕崎駅f:id:pokibasea:20210516124215j:plainf:id:pokibasea:20210516124602j:plain稚内からここまで一本のレールで繋がっているという事実、そして何より達成感がすごい。 f:id:pokibasea:20210516125742j:plainf:id:pokibasea:20210516125803j:plain大通りに謎のアートを多数展示していた。 これが一体何なのか、凡人には知る余地もない。 f:id:pokibasea:20210516130332j:plainf:id:pokibasea:20210516130324j:plain駅前には大型スーパーがあるものの、他はほとんどがシャッター街。 多分営業もしていない。f:id:pokibasea:20210516130213j:plain

f:id:pokibasea:20210516130301j:plainf:id:pokibasea:20210516132101j:plainf:id:pokibasea:20210516132050j:plain駅付近を散策していると、なかなか面白そうなものを発見した。 知覧エリアを経由して日置市まで結ぶ路線がかつては通っていたらしい。 足元を注視して歩いてみると、レールを剥がしたような跡も多数残っていた。 f:id:pokibasea:20210516125732j:plainともあれ枕崎はとても良い地域だった。 活気もあり辺境という感じはそこまでなかったが、明らかに最果ての地に来たという実感は湧いた。 再度指宿まで戻り、砂蒸し温泉に入るとする。

砂蒸し温泉f:id:pokibasea:20210516133547j:plain一時間半くらいでようやく指宿まで戻ってきた。 一度宿にチェックインをし割引クーポンも貰ってきたので無敵である。

砂蒸し風呂には全裸+浴衣の格好で浸かった。 身体全体に砂を乗せられ、それなりに強めに動かさないと全く身動きが取れない。 気づかぬうちに低温やけどする恐れがあり、長風呂は控えるように言われたので15分くらいホクホクした。 横にいる人もその辺浴衣で歩いてる人も皆全裸なのか~などと考えながら露天風呂に移動しはんなり。 これが旅情か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは完全に蛇足だった。 だが見つけてしまったのである。

指宿エリア唯一の風俗をf:id:pokibasea:20210516130521j:plainf:id:pokibasea:20210516130533j:plain ソープランド秘宴

地方(ましてや指宿)の店である。どんな老婆が出てくるのかと、内心不安でしかなかった。…が、結論から話すと嬢は100点だった。外見は普通にオフィスにいそうなOLといった感じ。栄町や川崎のソープ街で働いていたこともあるらしく、川崎の治安の悪さトークで盛り上がった。まあ話が脱線しすぎるのもどうかと思うので端折るが、自分の(異常)性癖が仇となる結果となった。まぁいい思い出になったから後悔はしてないけどね。f:id:pokibasea:20210516130547j:plainf:id:pokibasea:20210516130557j:plain飲食店がほとんど閉まっておりやむを得ず食べた鹿児島ラーメン二郎。本来なら居酒屋で一杯飲もうとしたのだが普通に入店を断られた。その結果が二日連続のラーメン。これが人生。23000円の高級ご当地ラーメンは旨いか?旨いとも、絶品だ。

 

結局この日得た教訓だが、最後にそれを書き記し、二日目の備忘録としたい。

旅行なら旅行に専念しろ。 『風俗はやめとけ』

~GW九州縦断旅行~一日目

こんにちは

ヒレカツです。

春の18きっぷシーズンも終わり社畜生活に勤しむ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。今年のGWは5連休。旅行に行かない手はない。函館、洞爺湖あたりに行こうと思っていたが、避暑地として北海道は夏に行くことにした。せっかくの連休なので遠い県、さらに程よい気候(だとこの時は思っていた)の九州をプチ縦断することに決めた。

成田~鹿児島空港鹿児島中央駅

自分が予約した航空券は成田空港を7時55分発の飛行機。家から空港に向かうまでは始発で出発してギリギリ間に合うくらいなので、正直ここがこの旅最大の難所だったと思う。緊急事態宣言の影響で電車も減便されていたので、時間内に到着するかヒヤヒヤした。結果想定していた時間より早い電車に乗り継げて全く問題なかったのだが。(”持ってる”男)

鹿児島空港には2時間くらいで到着。f:id:pokibasea:20210507215609j:plain空港からバスで40分、鹿児島中央駅に到着。アミュプラザの観覧車が映えるもの。商業施設も含めると都心のそこそこ規模のある駅と同等の大きさ。さすがは市内一の駅である。そして暑い、蒸し暑すぎる。関東の気候と全く違うのである。本当の南国に来たって感じ。この時期から半袖で歩いている人もかなりいた。f:id:pokibasea:20210507230454j:plain市街地は路面電車社会。5分に1本くらいの間隔で次々と路面電車がやってくる。区間鹿児島中央駅から鹿児島駅まで。当然信号待ちもあるのだが、路面電車特有の駅間の短さのせいか微塵の遅れも発生しない。それとも信号をあらかじめ考慮した時刻表なのか。ともあれこれはすごい(すごい)。f:id:pokibasea:20210507230506j:plainf:id:pokibasea:20210507230528j:plain後述する天文館通りで客が一斉に降りてしまった。桜島フェリーの最寄り駅、水族館口に着くまでは自分一人のみの乗客だった。f:id:pokibasea:20210507215617j:plain水族館前から徒歩10分で到着、桜島フェリーターミナル。f:id:pokibasea:20210507222124j:plainしかしフェリーに乗車した矢先に突然の豪雨。何だこれ、タイミング悪すぎるだろ。湿度も上がり蒸し暑くなる一方。単なる通り雨なら良いのだが……

桜島f:id:pokibasea:20210507215635j:plainf:id:pokibasea:20210508112420j:plainついに桜島に到着。ここまで片道200円しかかからないことをこの時点で初めて知り、さすがに横転しかけた。バスの1日乗車券も購入したが、まずは自らの足で桜島の地を踏みしめてみることにした。

f:id:pokibasea:20210507222202j:plainf:id:pokibasea:20210507222211j:plainフェリー乗り場を出るとすぐにタクシー会社や民家が立ち並ぶ通りに出た。島内の人口は5000人弱。おそらくここにも人が住んでいるのだろう。f:id:pokibasea:20210507215730j:plainf:id:pokibasea:20210507215748j:plainf:id:pokibasea:20210507215739j:plainちなみにこの遊歩道の脇にある岩は全て、噴火した岩石が堆積してできたそう。自然の力に改めて腕組みしながら頷いた。

桜島ビジターセンターf:id:pokibasea:20210507215719j:plainf:id:pokibasea:20210507215710j:plain桜島の起源と歴史、観光案内をしてくれる施設。何の計画も立てずに来てしまったので、見どころを紹介してもらえたのは非常にありがたかった。f:id:pokibasea:20210507215643j:plainf:id:pokibasea:20210507215651j:plain無料の足湯もあり、鹿児島市内を眺めながらはんなりできる。瞑想するにはオススメの場所。

烏島展望所f:id:pokibasea:20210507215809j:plainf:id:pokibasea:20210507234932j:plainf:id:pokibasea:20210507234851j:plain桜島が噴火した影響をもろに受け埋没した、烏島という島の一部を展望所として整備した観光スポット。もうこの時点で十分桜島を満喫できていた。気が付けば雨もやみ、最高の一日ではないか。

叫びの肖像f:id:pokibasea:20210507215840j:plain長渕剛桜島オールナイトコンサート記念に作られた石碑。ちなみにこれも全て桜島の溶岩で作られているそう。さすがの自分でも長渕剛桜島でライブを開いたのは聞いたことがあったが、まさかこんなところで7万人も客を動員させたのは素直に驚きである。島内パンクするで。f:id:pokibasea:20210507215902j:plainf:id:pokibasea:20210507215852j:plainf:id:pokibasea:20210507215819j:plainこの辺りから見る北岳と海が非常に綺麗だった。そしてバスに乗り本日最後の観光名所、湯之平展望所に向かう途中、奇妙な光景を見た。墓石に屋根がついていたのである。ググるよりはやく、バスの運転手がアナウンスしてくれた。噴火した際の火山灰対策だという。画像はリンクから。

桜島周辺地域の墓地 | 全国観光資源台帳(公財)日本交通公社

湯之平展望所f:id:pokibasea:20210508001430j:plainf:id:pokibasea:20210508001447j:plainf:id:pokibasea:20210507222138j:plainバスは30分に一本間隔程度だが、ここはメインスポット。観光客で賑わっていた。北岳に最も近く、島内で一番高い展望所。市内を一望でき、空気も澄んでいる。これが旅情か。他にも黒神埋没鳥居や有村溶岩展望所といったスポットもあるので、(いつになるかはわからないが)また来る機会があるなら訪れみたい。f:id:pokibasea:20210507222058j:plainほな桜島、さようなら~。

天文館通りf:id:pokibasea:20210508131329j:plain帰りのフェリーでは日焼けした中学生が多く乗船しており、また桜島行きのフェリーにも明らか部活帰りという感じの少年がわんさかいた。鹿児島本土⇔桜島で通学をしているのだろうか。関東在住の身からするとなかなか信じられない光景だが、地元民にとってはこれが当たり前なのかもしれない。本土まで戻ってきた後は鹿児島駅まで歩いた。いかにもターミナル駅のような名前だが、周辺には公園しかなく駅はこじんまりとしていた。ここから路面電車天文館通りまで向かう。f:id:pokibasea:20210508113717j:plain天文館通りの街並みの写真は全く撮っていなかったが、だいたい雰囲気は吉祥寺サンロードと川崎駅前通りを足して2で割ったような感じ。飲食店や服屋が立ち並んでいるが、お世辞にも治安がいい街とは言い難い。一本道を外れるとパチンコ店や風俗街となり、黒服のアンちゃんもキャッチに必死だった。ちなみにこの日の宿から徒歩2分圏内に風俗店もあったがさすがに我慢した。そこまで私の意思は弱くない。f:id:pokibasea:20210507222113j:plain大通りにあった謎の家系ラーメン屋で晩飯。「旅先で食べる夕食か?」と聞かれたら何も言い返せなくなってしまうが、チキンもついて880円。普通に安くね?f:id:pokibasea:20210507223027j:plainそしてこの日移動したルートをマップ上に表すとこんな感じ。(さすがに適当すぎるけど許してください)東側の観光スポットまで巡るにはもう少し緻密なスケジューリングにする必要があったので、一日バスが乗り放題のサクラジマアイランドビューの区域だけに絞ることとなった。雨も止み、特に不幸なこともなく桜島を堪能できたので今日は最高だった。

GW初日は絶好のスタートを切れたので、続く指宿観光も楽しみである(盛大なフラグ)。

 

 

18きっぷ山梨旅行②

こんにちは

ヒレカツです。 前回に引き続き、山梨旅行その②ということで。 f:id:pokibasea:20210328204841j:plain身延山まで登った後はそのまま身延駅まで戻り、2分後の身延線甲府まで直行した。 本当は栄昇堂でまたみのぶ饅頭を食べたかったし、河川敷を眺めながら耽りたかった。 しかし電車の本数が少ないのが田舎の宿命、バスが定刻通りに到着するかひやひやした。 甲府駅からは中央本線山梨市駅を目指す。 f:id:pokibasea:20210328204859j:plain山梨市駅着。 この付近が聖地である神様になった日を異様に推していた。 3話切りだが素通りするのもアレなので、一応写真を撮っておいた(なんで上から目線なん? 笑)。 次の目的地は笛吹川フルーツ公園だが、バスの時刻表を調べたところ1日3往復しかなく、次に来るバスだとすでに営業時間外となってしまう。 さすがに身延山を登った後で30分で歩ける自信がなかったので泣く泣くタクシーに課金した。 値段は1700円くらい。 「俺は弱い。 」

笛吹川フルーツ公園f:id:pokibasea:20210404214456j:plain山梨市駅から10分ほどで到着。 おそらく万全の状態なら徒歩でも1時間あれば行けると思う。 f:id:pokibasea:20210328204625j:plainf:id:pokibasea:20210328204815j:plain身延山とは比べ物にならないほど客がいた。 東京からも車で90分くらいで来れるためか、東京近郊ナンバーの車が大量に止まっていた。 アニメの聖地巡礼目当てで来る異常男性は他にいるのか…? f:id:pokibasea:20210404214224j:plainf:id:pokibasea:20210404214234j:plainゆるキャン△作中でも登場したジェラート。 美味い。 火照った身体に染み渡る味。 そんなこんなで一休みしていると営業時間終了の案内をされた。 そろそろ次の目的地、ほったらかし温泉まで”歩く”か……

そして歩いているうちに笛吹川フルーツ公園の大きさに驚かされた。 歩いても歩いても全く敷地内から出られないのである。 後で調べてみると、笛吹川フルーツ公園の広さは32ヘクタール。 東京ドームのおよそ6.8個分である。 敷地内にはホテルもあった。 f:id:pokibasea:20210328204823j:plain新日本三大夜景の撮影スポット。 確かにここから眺める晴天日の夜景は綺麗そうだ。 f:id:pokibasea:20210404214155j:plainf:id:pokibasea:20210404214323j:plainほったらかし温泉まで街灯もない山道をひたすら歩くことになる。 当然歩いているのは自分以外にいなかった。 怪訝な目で見るのはやめてくれ給へ。

ほったらかし温泉f:id:pokibasea:20210404214259j:plainほったらかし温泉。 日の出時間から22時まで営業している。 今回は富士山が見える方のこっちの湯につかる。 観光客でごった返していたが、湯加減も程よく富士山の眺めも良い。 まさに極楽。 f:id:pokibasea:20210328204755j:plain食券を渡すとすぐに提供された温玉揚げ。 こういう場所の揚げ物は冷めているイメージがあったが、揚げたてで美味しかった。 f:id:pokibasea:20210328204809j:plainf:id:pokibasea:20210328204905j:plainさっきの新日本三大夜景の場所まで徒歩で戻ってきた。 富士山は曇って見えないが、山梨市~甲府の街並みを拝める。 これはいい景色。 それでは山梨市駅まで歩きます(バケモノの子)f:id:pokibasea:20210411122607j:plainどうにか90分程で到着。 余裕をもって帰れる時刻を確認し、山梨名物のほうとうを食べるために付近を散策してみることにした。 … のだが、どこも地元の常連しかいないようなところしかなく、店を探すのに苦労した。 f:id:pokibasea:20210328204849j:plain予想以上に鍋が大きく普通に腹が膨れた。 食べ終わると田舎の店特有のどこから来たん?今日は泊まり?のような談笑で盛り上がった。 中でも息子が4月から幕張の方に上京するらしい。 自分も学生時代はその近辺に住んでいたので、世間は狭いとあらためて思った。

石和温泉も近いので宿泊も考えたが、泣く泣く帰宅。非常に充実した1日となった。山々の景色は勿論だが、人たちとの触れ合いが最も思い出に残った。身延山での柴犬を連れた家族、18きっぱーの老人、ほうとう店の店主、ありがとうございました。

山梨、サイコー!

 

 

ちなみにもう身延山の階段はこりごりです、おとなしくロープウェイを使います。

 

18きっぷ山梨旅行①

こんにちは

ヒレカツです。18きっぷ日帰り旅行4回目、3月28日に再度山梨県に行ってきました。f:id:pokibasea:20210328204450j:plain2月にも訪問したばかりだが、正直何度行っても飽きない地域である。前回運休中だった身延ロープウェイに乗ることを最優先とし、計画を立ててみた。

身延駅
さて、まずは毎度おなじみ東海道線の起点となる川崎まで移動し、熱海→沼津→富士と乗り継いでいく。この日熱海から乗り換えた電車が沼津発豊橋行きということで、かなりのロングラン列車だった。トイレが常設されていたのかは不明だが、ロングシート(山手線とかの全部横向きになってるやつ)しかないためかなりしんどいのではなかろうか。f:id:pokibasea:20210403221131j:plain富士駅着。安物のおにぎりを購入し甲府行きの身延線に乗り込もうとしたが、立ち客がいるほど混雑していた。二両編成とは言え、思えば18きっぷシーズン真っただ中。完全に見落としていた。結局身延に着くまで座席は空かず、ずっと立ちっぱなしでいた。f:id:pokibasea:20210328204304j:plainf:id:pokibasea:20210328204255j:plainとは言えこの車窓風景。やっぱり身延線は退屈にはさせてくれないらしい(イスカンダル)f:id:pokibasea:20210328204311j:plain身延駅着。ここで一斉に乗客が下車した。考えていることは皆同じか。前回は身延山行きのバスには3人しか乗客がいなかったが、今回は優先席を含め全て埋まるほどの乗車率だった。

身延山
f:id:pokibasea:20210328204613j:plain身延山久延寺着。相変わらず入口だけでも貫禄がある。前は坂道経由で上まで歩いたが、今回は"あの"階段を登ってみることにした。f:id:pokibasea:20210328204604j:plainf:id:pokibasea:20210328204557j:plainもういい。普通に10分以上かかった。足腰はガクガクだしもう軽い登山だろうが。f:id:pokibasea:20210328204328j:plain今回は問題なく運行しており一安心。ただ前に団体ツアー客がわんさかおり、1時間以上待つ羽目になった。ちなみにロープウェイは10分間隔での運行。f:id:pokibasea:20210328204337j:plainチケット売り場の横には志摩リン号。ちくわのぬいぐるみも可愛い。

そして待っている最中、前に並んでいた老人と仲良くなった。と言うのもその方も18きっぷで旅行をしており、この日は米原から来たそう。定年退職後は毎シーズン18きっぷを購入しているヘビーユーザーだった。紀勢本線で和歌山を一周するのが好きらしく、強者感があふれていた。ちなみに横浜小田原鎌倉には何度か来たことがあるが、川崎で下車したことはないらしい。静岡区間キツいですよね~笑なんて会話をし、自分も久しぶりに電車の話ができ、気が紛れて楽しかった。そんなこんなでようやく順番が回ってきた。f:id:pokibasea:20210328204345j:plain身延ロープウェイ。コロナの影響か、明らかに乗車人数は制限されていたように感じた。所要時間は7分、これに乗り身延山頂上を目指す。f:id:pokibasea:20210328204526j:plain頂上の奥之院駅着。標高は1153メートル。志摩リンもおる。f:id:pokibasea:20210328204445j:plainさっきまでは晴れていたのに、上まで登ってくると一瞬で曇り始めた。あいにくの天気だが雨が降らなかっただけ良しとしよう。身延町の町並みが一望できる。本当に自然豊かな場所だなぁ。見下ろせば、遥か高いところまで来てしまった・・・(nano.RIPE)f:id:pokibasea:20210328204458j:plainf:id:pokibasea:20210328204507j:plainf:id:pokibasea:20210328204514j:plainこんなところで何年も瞑想し続けたらそりゃ"聖人"になるわな。もう少しゆっくりしたかったが次の行程に間に合わせるために泣く泣く20分程滞在して下山。f:id:pokibasea:20210328204533j:plainf:id:pokibasea:20210328204418j:plain帰りはバス停まで迂回ルートを用いた。枝垂桜がいい味だしてる。f:id:pokibasea:20210328204540j:plainそして奇跡的にゆるキャン△のパネルが展示されていた。撤去される直前だったので、どうにか撮影できてよかった。f:id:pokibasea:20210328204319j:plainペチきたー(志摩リン)

正直これだけで大満足なのだがまだ時間は13時半。まだまだ長くなりそうなのでひとまず今回はここまで。近いうちにその②もあげます。

 

18きっぷ伊豆旅行②

こんにちは

ヒレカツです。

18きっぷ最終日、伊豆半島南部編の続きということで。

バスの残り時間まで爪木崎で思う存分瞑想をした後は休憩所で茶を飲みつつ、昔海女だった80代店主の話を聞いた。 ちなみに自分の地元もかつては海女がたくさんいた地域なので、会話が弾んだ。 これこれ、これが旅の醍醐味。 冬には水仙が咲きほこり綺麗だということも教えていただいた。 名残惜しいがこの辺りで爪木崎を後にし伊豆急下田駅まで戻る。 次の目的地は寝姿山。 駅からすぐのところにあるロープウェイに乗る。

寝姿山f:id:pokibasea:20210425145405j:plain15分間隔で運行されているロープウェーに乗り到着したのが寝姿山。 下田の市街地、伊豆大島まで見下ろすことができる。 f:id:pokibasea:20210425145426j:plainそして山頂内はウォーキングコースが設定されている。 一周するのにはゆっくり歩いて30分程。 f:id:pokibasea:20210425145434j:plainf:id:pokibasea:20210425145446j:plain東急グループ創設者の石碑。 f:id:pokibasea:20210425145506j:plainちょうど海とは真逆方向。 意外と山に囲まれているのか。

下山後は下田の町並みを散策してみる。 f:id:pokibasea:20210425145341j:plain街は基本シャッター商店街呉服店やTHE・床屋といった感じの理髪店ばかりである。

ペリーロードf:id:pokibasea:20210425145322j:plain1キロ程歩いたところで見えてきたのがこのペリーロード。 そう言えば下田に港を開いたんだっけf:id:pokibasea:20210425145300j:plain和風づくりの店が立ち並び非常に風情がある。 実質伊豆の小京都だべこれ。 他にも日米和親条約を結んだ場所である了仙寺、当時の町並みや歴史物を展示している黒船ミュージアムなどがある。 時間の都合上寄れなかったので、次に訪れた時にでも行ってみたい。

時間も16時を過ぎそろそろ”終わり”が近づいてきた。 今日は18きっぷ日帰り旅行最終日。 ラストを飾るにふさわしい観光地、白浜神社に行くことにした。

白浜神社f:id:pokibasea:20210425212318j:plain伊豆急下田駅からバスで10分、白浜神社に着いた。 あいにく本殿は16時の時点で営業終了となっていたので、海岸にたたずむまさに”True End”スポットを見に行くとする。 f:id:pokibasea:20210425145608j:plainf:id:pokibasea:20210425145552j:plain東映の最初のあれとまではいかないが、いい具合に荒波となっていた。 岩に波打つしぶきが乙なモノ。 同じような鳥居がある大洗磯前神社にも何度か行ったことがあるが、大洗に行くと毎度のごとく雨が降るため、実際晴天時に海辺の鳥居における波しぶきを見るのがこれが初めて。 乙なモノです(2回目)f:id:pokibasea:20210425145720j:plain白浜海岸はそこそこ広く、風紋もできていた。 鳥取砂丘だと人が多すぎるのでまあ見られない光景。 下田という立地も含めて、このくらいの海岸の大きさが丁度いいのかもしれない。 f:id:pokibasea:20210425212329j:plainf:id:pokibasea:20210425212343j:plain陽が沈む方角を完全に勘違いしており最後の最後でやらかしたと思ったが、その必要はなかった。 素晴らしい景色。 爪木崎同様、無心で海を眺めるのは良いものだ。 f:id:pokibasea:20210425145806j:plain最後に伊豆急下田駅に併設されているチェーン店っぽい海鮮屋でまぐろの漬け丼を食べた。 ワサビが非常に利いていた。 ツンどころか普通に辛い。 がそこがまた良い。 スーパーで買う200円のそれとはわけが違う。 f:id:pokibasea:20210427215845j:plainこれで正真正銘最後、伊東駅行きの伊豆急行線に乗車。 名残惜しすぎて途中どこかの温泉宿に泊まろうかと本気で考えたが、これが男の引き際である(青嶋達也)。 次回来る機会があるなら大室山、伊豆熱川温泉に宿泊してみたい。

群馬県(伊香保温泉)、山梨県(身延エリア)、そして静岡県伊豆半島とどれも関東近郊の18きっぷ旅行となった。 いつもは遠出先からさらに移動といった旅をするのだが、今回の日帰り旅行も悪くなかった。 未だに余韻に浸っているし、むしろ少し名残惜しいくらいが『また訪れたい』という気持ちにさせてくれるのでこれはこれで。

次のシーズンは夏。 夏の青春18きっぷ発売まで待ちきれない。

18きっぷ伊豆旅行①

こんにちは

ヒレカツです。

今日は4月10日、18きっぷ最終日。本来であれば那須塩原、浜松、越後湯沢温泉辺りに行くのを考えていた。…が、ゆるキャン△の伊豆キャン回を視聴して以降、猛烈に伊豆に行きたくなってきた。伊豆半島に行くのは高校時代の家族旅行以来なので、久しぶりの来訪という意味でも期待が高まった。f:id:pokibasea:20210417003333j:plain

伊東駅

もう何回目なんだか、毎度おなじみ川崎駅まで移動し、東海道線に乗車。…したのだが、貨物列車の点検だか何だかで電車が遅延していた。3分程度だったので影響がなかったのが幸いだが、早朝6時の時点でこれ。幸先が怪しい。この先大丈夫か?(盛大なフラグ)f:id:pokibasea:20210417000325j:plainグリーン車に乗ると癖?でいつも右側に座ってしまうのだが、今回は左の座席を確保。相模湾が綺麗。f:id:pokibasea:20210416234932j:plain熱海からは伊東線に乗り換え、伊東駅で途中下車。伊東駅までがJRの区間であり、ここから先は伊豆急行線に入る。伊東駅でしか販売されていない伊豆急のフリー切符を購入することで、1日1900円で伊豆急線が乗り放題となる。伊東から終着の伊豆急下田まで往復3000円以上かかるため買わない手はない。ついでに30分程駅付近を散策した。f:id:pokibasea:20210416234955j:plainこの時点でまだ8時。商店街はまだどこも開いておらず。そして反対側にパチ屋があった。さらに乞食の方にも声をかけられるという。こんなんでいいのか、伊東…。f:id:pokibasea:20210416235002j:plain次に乗るのが伊豆急下田行きの列車。肌寒い中、サンドイッチを頬張りながらホームで待機。そしてやってきた列車に驚愕した。f:id:pokibasea:20210416235019j:plainなんですか、このいかにも豪華そうな車両は。f:id:pokibasea:20210417003430j:plainf:id:pokibasea:20210417003439j:plainf:id:pokibasea:20210417000422j:plain調べたところ、この列車はリゾート21というらしい。特急とかではなく、普通の乗車券だけで乗ることができる。さすがは東急の子会社、粋な計らいだねぇ。

そして席に着席してから大問題が発生。リュックのファスナーが外れたのである。しかも両方とも。リュックはガバッと開いた状態。もう帰りてぇ、なんでいつもこうなるんですか…(花小泉杏)。とりあえず到着次第リュックが買える場所を探そう。f:id:pokibasea:20210417000436j:plain車窓風景。普通に温泉が湧いている。さすがは有数の温泉街だ。f:id:pokibasea:20210417000555j:plainf:id:pokibasea:20210418103936j:plain伊東から揺られること90分、景色を見ていたらあっという間に終着の伊豆急下田駅に着いた。そして車内からファッションセンターしまむらの看板を発見、一安心。少し近辺を散策してからリュックを買いに向かうことにした。f:id:pokibasea:20210417000533j:plainなかなかシュールな光景。ミノカサゴが泳いでる駅とか他に存在します?

現在時間は10時。早めの昼食をとる。f:id:pokibasea:20210417000406j:plain駅から徒歩10分くらい、道の駅に併設されているカフェRa-maruに来た。ゆるキャン△の伊豆キャン回でも出てきた下田(キンメ)バーガーが食べられる店。f:id:pokibasea:20210418175048j:plainf:id:pokibasea:20210417000510j:plain下田(キンメ)バーガー1100円。画像だとわかりにくいがバンズは分厚く、フライもはみ出るほどの大きさ。美味しい。有象無象のハンバーガーチェーン店とはレベルが違う。若干お高いが、観光地価格なのと下田特産品の金目鯛を食べられると考えたら妥当だろう。f:id:pokibasea:20210417000352j:plainf:id:pokibasea:20210418175725j:plain錨でけー。f:id:pokibasea:20210418175733j:plain鳥居と黒船、いいよね。

そしてファッションセンターしまむらまでリュックを買いに行く。30分以内に済ませなければ、バスの本数が少ないせいで、次の目的地に着くのが2時間後となってしまう。f:id:pokibasea:20210417003410j:plain無事リュックを購入。旅先でこんな買い物をしたのはさすがに初めての経験。とりあえず破壊されたリュックをコインロッカーにぶち込んでおく。その場しのぎのため適当なものを買ったのだが、後日レディース向けのものだと発覚。再三買いなおす羽目に(もういい)。そしてここからは東海バスを利用して移動することになる。その昔、なぜとは言わないが沼津近辺で死ぬほど乗ったバスなので、久しぶりの乗車。"戻って"まいりました。

爪木崎f:id:pokibasea:20210417001113j:plain下田駅から15分ほどで到着。地図で見るとこんな感じ。実質伊豆半島の最東端と言ってもいい。ここまで道は舗装されているが路肩は狭く、正直バスを使わないと駅からの移動は非現実的だと思った。 帰りのバスまで約2時間半。思う存分堪能できそうだ。まずは順路に沿って進んでみる。f:id:pokibasea:20210417001103j:plainf:id:pokibasea:20210417000637j:plainf:id:pokibasea:20210417000626j:plainf:id:pokibasea:20210417000647j:plainf:id:pokibasea:20210418214035j:plain俵磯。鉛筆みたいなやつf:id:pokibasea:20210417000817j:plainf:id:pokibasea:20210418214433j:plainオタク、爪木崎灯台下に集合。f:id:pokibasea:20210417000842j:plainf:id:pokibasea:20210417000705j:plainf:id:pokibasea:20210417000859j:plainf:id:pokibasea:20210418220353j:plainf:id:pokibasea:20210418221620j:plainそれにしても眺めが良い。朝方は曇っていたが、伊豆大島もくっきり見えるほどの快晴となってくれた。やっぱり”持ってる”男は違うね~f:id:pokibasea:20210418220343j:plain自分以外に観光客は誰もいなかったため、思う存分満喫することができた。直売所もやっている気配がまるでない。同じ市内なのに、本当に市街地とは別世界のような気がした。

 

時刻はまだ13時半、1日がとても長く感じる。まだまだ満喫していくずら~

 

18きっぷ奈良井宿~小海線沿線の旅

こんにちは

ヒレカツです。

 

3/13、青春18きっぷを使った日帰り旅行ということで長野県塩尻市奈良井宿に行ってきました。”5本の指”に入るレベルの良さだったので、適当に紹介をします。f:id:pokibasea:20210320121153j:plainまずは中央本線で高尾、甲府塩尻と乗り継いでいく。f:id:pokibasea:20210320125606j:plain山梨と長野の県境辺りから雪が積もり、見事な雪化粧。明らかに車内の気温も下がっていた。f:id:pokibasea:20210320130041j:plainf:id:pokibasea:20210320121544j:plain5時間ほどでようやく塩尻駅着。

ちなみに一駅前のみどり湖駅はゆるキャン△にも登場した高ボッチ高原の最寄り駅でもある。(塩尻駅関係なくね?)よく新宿の電光掲示板で名前は目にしたことはあるが、正直なところ降りても実際何があるかと言われると返答に困るような駅である。f:id:pokibasea:20210320130633j:plain過去に撮った写真だが、ホーム上に小さなぶどう園がある。ちなみに端っこの方にあるので、誰もいなかった。それ以前に認知されているかどうかすら怪しい。

ここからは中央東線に乗り換え、愛知方面の電車に乗る。

f:id:pokibasea:20210320131130j:plain最寄りからトータル5時間半ほどでようやく奈良井駅着、ここまで長かった。降りたのは5人程。f:id:pokibasea:20210320121500j:plain奈良井宿。 江戸時代、東京~京都を結ぶ木曽路十一宿の一つであり、中山道宿場町の中でも個人的に最もメジャーな観光地だと思う。 f:id:pokibasea:20210320121234j:plainf:id:pokibasea:20210320121242j:plainf:id:pokibasea:20210320121251j:plain素晴らしい景色。 長野県きっての豪雪地帯でもあるため、関東は大雨でもこの辺りはバリバリ雪が降っていた。 ノスタルジックさが段違いである。f:id:pokibasea:20210320125543j:plainf:id:pokibasea:20210320125552j:plain去年8月に来た時とは全く景色が違う。 四季によって色々な眺めになるのが良い。 紅葉の季節に来ても絶景が拝めるだろう。f:id:pokibasea:20210320121317j:plain中村邸。家内は資料館として見学することができた。…が畳部分しか写真を撮ることは許されなかった。二階には茶室とお座敷があり、当時の面影を知ることができた。f:id:pokibasea:20210320121428j:plainf:id:pokibasea:20210320121439j:plainf:id:pokibasea:20210320121447j:plainレトロで風情がある。 民宿もちらほらあり、現在も営業しているそう。昼食に蕎麦とお焼を食べ2時間程滞在後、出発。また夏に来ることを決意。

前回はこのあと上諏訪で立石公園と銭湯(その話はもういいだろ)を訪問したが、同じルートを辿るのは正直面白くない。 そこでまだ訪れたことのない小海線沿線へ行ってみることにした。

f:id:pokibasea:20210320121610j:plain塩尻から1時間、小淵沢駅着。 天気は曇り。 駅舎はとても綺麗だった。 川崎のフードファイターにとって昼飯が蕎麦だけではいささか満腹とまではいかなかったので、山賊焼の駅弁とチップスター(小学生)を購入。 f:id:pokibasea:20210320121626j:plainディーゼルのThe・ローカル線。 やはりこうでなくては。f:id:pokibasea:20210320121835j:plain小淵沢から30分くらい、JR線で最も標高が高い位置にある野辺山駅に着いた。気のせいかもしれないが空気が美味かった。 ゆっくりしたかったが時間の都合上3分後の折り返し小淵沢行きで引き返した。 (オタク特有のカツカツスケジュール)鉄道神社なるものもあるそうなので、今度時間がある時にゆっくり散策したい。

f:id:pokibasea:20210320233929j:plain俺はでんちゃ君じゃない、断じて。f:id:pokibasea:20210320121845j:plainf:id:pokibasea:20210321141330j:plain小淵沢行きの左側の車窓からは南アルプスの山々を拝める。元々小海線は車窓風景が綺麗ということは聞いたことがあったが、実際生で見てみると格別だった。f:id:pokibasea:20210320121858j:plainf:id:pokibasea:20210320121909j:plain小淵沢駅のホームからも山が見える。左が茅野、右が甲府方面なので方角的にあれは八ヶ岳か。

本来なら今日のトータル移動費は8800円だが、18きっぷのおかげで2400円程度で済ますことができた。やはり乗り放題は良いシステムだ。関東近郊で雪がみたい! 、なんて方、時間さえあるなら訪問してみてはいかがでしょうか。

 

 

残り18きっぷ回数は2回分。次は伊豆辺りに行きたいわね。